実家・庭木の剪定。友人の神対応も、認知症には神力及ばず、やや気まずい結末に。

昨年に続き、実家・庭木剪定問題が生じていました。

昨年時点の読みでは、今年の今頃は、私の強迫症状も

軽快し、お隣との境の庭木もサクサク自分で剪定

できるはずでした。しかし、強迫はどちらかといえば

悪化。剪定問題以外でも、お隣の境ではどうしても

緊張してしまい、強迫症状が出ておりました。

 

少なくとも今年は、業者選びの手間はかからないと

わずか安心しておりましたが、昨年依頼した業者さん

(全国チェーンの便利屋さん)は閉店しておりました。

これらの経過を友人と話をしていたところ、友人自ら

剪定をすると申し出てくれました。ちなみに友人は、

彼の自宅と、彼の実家の庭木の剪定を常々しているので

剪定自体には慣れています。わざわざ私の実家に出張

して剪定するという労力や、数少ない休みを使っての

対応は、友人ながら神対応です。

 

隣との境だけ剪定してくれたら、あとは私が下手なりに

剪定するつもりでおりましたが、彼としては全体的に

気になるところを剪定してくれるようでした。

 

問題は認知症の両親、とにかく変化に弱いので、

知らない人が庭木を切っているというだけで、混乱は

予想できました。マメに私が対応することで、なんとか

作業が落ち着くまで、大きな混乱を避けるように注意

していましたが、母の混乱が続き、父が癇癪を起し始め、

作業途中ではありましたが、キリのいいところで、作業

を終えるよう友人に声をかけました。

 

友人としては、どうにも中途半端な感じで、私は私で

両親のほうに気を取られ注意力が散漫で、どうにも

スッキリしない感じで終わってしまいました。

 

認知症は、神対応に呼応することなく相変わらずで、

ため息が出るばかりではありますが、結果的には

剪定問題最大の難関も越え、ひとつの大きな課題が

解決を迎えました。感謝。