認知症両親が散髪に行かない、行けない問題とその対策。

結論的に、両親の髪は私が切っています。

さっぱり自信はありませんでしたが、ハサミではなく、

電動バリカンで、すそを削ぐように切っていくと、オカッパ

頭になることもなく、なんとか自然な髪型になっています。

 

刈り上げを好む父は、スッキリしない様子で、常々、散髪

したことをすぐ忘れてしまいますが、刈り上げはさすがに、

シロウトの私には難しいです。

 

一昨年まで、父は自転車でなんとか散髪屋に行っていました

が、昨今の予約制の波で、”行っても断られる”を繰り返して

いました。電話で予約するという才覚はすでに失っており、

どうしたものかと考えた末に、思い切って私が切ってみた

ところ、なんとかなったという感じです。

 

父が散髪に自分で行っていた頃、母の髪は父が切っていました。

その際、父も電動バリカンを使っていたようです。

 

私もそのバリカンを使っていましたが、充電するアダプターが

行方不明になってしまい、先日、新たにバリカンを買うことに

なりました。

 

バリカンを買うにあたっては、充電方法がややネックになりました。

現在、USB充電が主流であり、コンセントで充電しようとすれば、

別売のアダプターを買わなければなりませんでした。かといって、

専用のアダプターが売っているわけでもなく・・と、事情を調べて

いると、結論が出ないまま時間がかかり、結局、乾電池式のものを

買いました。

 

ちなみに、バリカン問題が収まったところで、今度は父の電動シェイバー

の充電アダプターが行方不明になり、ヒゲが剃れなくなりました。

 

どうにも、次々穴の開く船のようで、穴を塞げど塞げど、次々

穴が開きます。でも、小さな穴であるうちが幸せなのでしょうね・・