庭木の剪定、強迫性障害が何を阻害するか?

実家の庭木が随分伸びてしまい、どうした

ものかと悩んでおりましたが、昨年に続き、

今年も友人に剪定してもらいました。一部、

ヘルパーさんにもお願いしました。

 

特に私が苦手とするのは、お隣との境界の

庭木。境界の近くで刈込ばさみを振り回す

だけでも怖いところに、塀に登ったら尚更

です。怖いだけなら、まだ良いのですが、

その後、お隣を覗き込んで、誰かに傷つけ

ていないだろうか?という確認を延々繰り

返してしまいます。

 

そもそもお隣をのぞき込むこと自体アウト

なので、アウトだと思いながら覗くことで

集中力に欠け、「いや、しっかり確認でき

なかった・・」と何度も繰り返してしまい

ます。

 

決してお隣と仲が悪いわけでなく、剪定前

に普通に声もかけますが、それと確認は別

のようです。

 

歩道に接する庭木の場合は、自分が切った

枝が木に残っていて、歩道を通る人の上に

落ち、刺さるのではないか?それ以前に、

剪定ばさみを使って、木の中に置き忘れた

ら、それが落ちて人に刺さるのではないか?

もしくは剪定ばさみを塀の上に置き忘れたら、

誰かがそれを犯罪に使った場合、自分が犯人

になってしまうのではないか?

 

キリのない強迫的な考えが頭から離れなくな

ります。なので、常々はハサミを使わず、手

で庭木を折って短くしています。

 

今年は、地道に庭木を折っていけば、なんと

かなったかもしれませんが、やはりお隣との

境界は自信がありませんでした。

 

おそらく私が実家に住んでいれば、いつでも

確認できるので、それほど強迫的にはならな

いと思いますが、作業を終えるとアパートに

帰らなければならないので、ますます症状が

強くなります。

庭にはいくつもの、枝や葉っぱの山が・・

これらの処理も大変だな~・・と思いつつパチリ。

ヘルパーさんにもお隣との境界を一部お願い

し、友人には境界含む全体をお願いしました。

 

ちなみに友人は、普通のサラリーマンなので、

休みを利用して、私の実家の剪定に来てもら

うのは甚だ気が引けます。彼も軽度・強迫性

障害ということもありますが、わざわざ来て

くれる神対応はもっぱら彼の人格によるとこ

ろだと思います。昨日もプロテイン・バー1本

と、ペットボトルのお茶2本だけで朝から夕方

まで奮闘してくれました。感謝。