強迫性障害の食事。

強迫性障害の食事療法として、

現在、低タンパク、高炭水化物食を

心掛けています。

 

実家で過ごす時間が増え、

以前読んでいた本を、少し読み返すことが

あります。

”脳画像から探る「うつ」と「不安」の癒し方”

 

正直なところ、

かつてこの本の内容を可能な限り

踏襲し、結果が出なかったわけなので、

読み返したくはないです。

 

当時、最終的には

通院していた心療内科から処方される

抗うつ剤があまりに効かないので、

自己判断でサプリメントに移行する際等、

参考にした記憶です。

 

ただ、食事の注意点について

気になる点があったので、

再度、参考にしてみようかと

思った次第です。

 

神経症の数ある症状の中で

強迫だけが、他の症状とちがい、

低たんぱく、高炭水化物食が

勧められている点です。

 

強迫以外の症状については

原則、高たんぱく、低炭水化物

が勧められています。

 

高たんぱく、低炭水化物食は

集中力を増す効果があると。

強迫に限っては、

集中力が増すことで、強迫観念に

囚われやすくなり、逆効果で

あるとのこと。

 

また、これを知らずに

強迫を悪化させている人が

少なからずいるとのこと。

私もそのひとりかもしれない。

 

私はもともとうつ症状があったため、

食事は高たんぱく、低炭水化物

を意識して久しいです。

食欲がないときも、プロテイン

摂取するようにしていました。

 

さっそく、高炭水化物食を開始。

効果を確認したいので、

やや炭水化物に偏った食事に

してみました。

 

まだ、2週間程度の試みではありますが、

気のせいか、強迫の切れ味が鈍くなった

感じがします。

 

ちなみに、私は強迫性障害の友人が数名

いますが、この高炭水化物食について

意見を聞いてみたところ、

彼らも「言われてみれば・・」と

否定できない実感はあるようです。

 

ひとりは、季節的に今の時期、

摂取するお米の量が増えていると。

言われてみれば、確かに確認が

減っているとのこと。

部屋を出るときに4回は確認していた

ものが、このところ2回になっていると

具体的な差を指摘しました。

 

もうひとりは以前、

毎日掃除をしないと気が済まず、

夜中の2時になっても

コロコロで掃除しているといった

状態にありましたが、

長期的に炭水化物を好んで摂取して

いたところ、現在は週に一回の

掃除でも”まあいいか”と思える

とのことでした。

 

彼らの症状は軽度で、

症状の軽減が、炭水化物に

由来しているか否かは全く

わかりませんが、

少なくとも、関連性を否定できない

実感はあるようです。

 

 さて先日、

私の強迫が強く出がちな、買い物の帰り道、

不規則な動きをする子連れのご夫婦と

遭遇し、なおかつ苦手な交差点を

渡らなければならないという

シチュエーションがあり、

いつもであれば、道を変えている

ところ、なんとかそのままやり過ごす

ことができました。

 

かなり気にはなるものの、

いつもの強迫による切迫感が

軽減し、やや冷静さが保たれて

いたように思います。

 

たまたまだったかもしれませんが、

ひとまず、高炭水化物食は

しばらく継続の方針です。