うつ病での障害年金受給について。

私が該当するか否かはさておき、

うつ病障害年金受給は可能です。

先日、こころの相談窓口の方と

お話をしていたら、障害年金受給の

検討をお勧めされました。

 

確かに、今のままで普通の就職は

できないでしょう。新しい環境で

働くだけでも、ハードルが高い

ところに、神経症の症状を誤魔化

しながらとなると、ほぼ無理だと

思います。

 

私が昨年まで、勤務できていたのは、

その職場でベテランであったため、

融通が利き、尚且つ、神経症の影響で

困難な業務は、内々に同僚と交代

していたからです。

 

障害年金も、条件様々で、

ひとまず私が引っかかるのは、

①一人暮らしができていること。

②初診日が定かでないこと。

この2つでしょうか。

 

障害年金は、前提条件に

”生活に何らかのサポートが必要な

状況”ということらしく、ひとまず

”指導もしくは助言”が必要か否かが

問われる等、一人暮らしができている

時点で、受給は難しくなるようです。

 

初診日は、私の場合30年程前に

遡らなければならず、また当時、心療内科

を何か所も受診しており、尚且つ、私が

知るだけでもそのうち2か所は既にありません。

どこが初診であったか記憶も定かではなく、

記録も残っていないでしょう。ただ初診日に

関しては、なぜかそこが重要らしく、

30年も前のことなので、確認が取れない

となると、受給できないこともあるようです。

 

普通に考えれば、”初診日ははっきりして

いるが、5年間からうつ病を罹患している

人”より、”初診日が定かではないが、30年も

前から罹患している人”のほうが、該当する

ような感じがしますが、そうではないようです。

おそらくそこにそれなりの理由はあるのでしょう。

 

障害年金を貰うことのデメリットですが、

もし症状が改善し、就職可能なレベルに

なっても、障害年金受給の履歴がある、

もしくは現役で受給していたら、

就職に極めて不利ではないか?

といった心配が多いと思います。

この心配に関しては、障害年金受給は

原則、人に知られることはないよう

なので、就職に不利といったことも

生じないようです。

 

ただ、就職してから別理由(骨折等)で休職し、

傷病手当を受給する場合、その時点で障害年金

受給していたら申告しないといけないので、

就職先に知られることにはなります。

 

デメリットよりメリットのほうが大きいので、

条件に該当する方は、受給したほうが

良いとの意見が多いように思います。

 

これは私の思いつきですが、

デメリットとして、医療保険には入れない、

もしくは入りにくくなるような気がします。

精神疾患があるというだけで医療保険契約の

ハードルは非常に高くなるので、

ましてや障害年金受給となると、精神疾患

症状固定と解釈されるので、契約はできない

のではないか?と推測しています。