ミスター強迫性障害こと龍の介さん、無職に戻る。

you tube強迫性障害の情報発信をされている

ミスター強迫性障害こと龍の介さん(45)ですが、

このたび無職に戻られました。

 

彼は半年ほど前に一念発起して起業したのですが、

うまくいかず、先日you tubeにて「やめました」

と発表。

 

強迫性障害の他に解離性障害、鬱も合併されており、

複雑な症状を呈されています。ただ、複雑に合併して

いることで、障害年金を受給されており、無職であって

も最低限の生活は可能だとのことでした。

 

最新の動画では、テレビの「アンビリバボー」で強迫性

障害が紹介されたことを取り上げており、どんどんテレビ

で取り上げてもらって、認知度が上がってほしいとお話

していました。

 

強迫性障害では、原則、障害年金は支給されません。平たく

言えば、治る病気、また、それほど日常生活を制限しない

病気と社会的に認識されています。実際は、龍の介さんは

30年以上、私は10年以上、治ることなく、日常生活を

大きく制限されています。普通に就職してサラリーマン生活

を送るのは甚だ困難です。

 

障害年金はさておき、鬱やパニック障害は何となく世間に

認知されている傾向がありますが、強迫性障害はそれほど

認知されていません。大きな原因は、症状が軽いからでは

なく、症状が理解できないからと言われています。

 

手洗いや、鍵の確認がやめられないというのは、比較的

知られた症状ですが、実際は千差万別、理解を越えた

症状も多々あります。

 

ひとまずは強迫性障害が、鬱やパニック障害と同レベル

の認知度になってくれたら嬉しいです。

 

今日は心療内科の診察日でしたが、心療内科にあっても、

私が確認ばかりしていると、受付の方や他の患者さんから

イライラされがちです。認知度が上がることで「あ~強迫性

障害の人か、しょうがない」と・・ならないかな~・・