私はオンライン・カウンセリングを受けています。主に強迫症に対する行動療法の指導です。

今日、受けたところなのですが、ひたすら私が理屈を

こねていた感じで、具体的で実行可能な方針が見えて

いません。でも、それはもったいないので記憶を辿り、

次回までの課題を抽出し、実行しなければなりません。

 

ひとまず、散歩の話をたくさんしました。

一日何度も散歩(練習)をする私ですが、これで最後と

思うと、緊張して何度も振り向いてしまいます。振り向か

ないためには最後だと思わないことですが、自分を騙すの

はなかなか難しいです。

 

結論的に、あとのことは考えず、散歩を楽しめる限りしっかり

楽しむことになりました。もう一度引き返さないといけない

かもしれない、練習の効果はないかもしれない、そういった

ことを考えず、可能限り無心に歩くようにする。かなり抽象的

なので、うまくいかない可能性は高いですが、それでもそれを

課題として2週間チャンレンジします。

 

散歩(外出)が難しい、強迫観念を抱えたまま生活する、といった

ことはけっこう苦しいです。カウンセラーさんもそのあたりは具体的

にイメージが湧かないようで、私もいろいろ例え話をします。

 

私に「散歩で振り向くな」というのは、夏の肝試しで墓地に行って

「振り向くな」というのと同じで、かなり難しいこと。

強迫観念を抱えて生活するというのは「来週、最悪の試験がある」と

いう状況で生活する学生さんと同じで、気分が晴れることはないこと。

カウンセラーさんがピンと来ているか定かではありませんが、理屈は

あってないようなものなので、例えのほうがわかりやすいかもしれません。

 

行動療法という我慢でしかない療法を、継続するために、「散歩ができる

ようになったら外出が自由になる」「治ったら、あれもするこれもする」

と、将来的なビジョンをイメージすることで、我慢しやすくなるのでは?

とのアドバイスもありました。それも今回の課題です。

 

また生活の中で強迫観念の割合が3割だとして、その3割を小さくしようと

するのではなく、分母自体を大きくする、生活を充実させるのがいいのでは

?とのアドバイスもありました。極端な話、楽しいことがあり過ぎれば、

強迫観念は「なんだっけ?」となるでしょう。これもなかなか難しい課題

です。

 

様々な試みをあーでもないこーでもないとこれから2週間試行錯誤します。

スッキリと「できるようになりました」などということはありませんが、

生活の中で何かがフッと軽くなって「あれっ?」と思うようなことがチラ

ホラ出てきます。

 

迷い探し続ける日々が答えになる・・とはとても言えません。他に方法が

ないのだから、やるしかないのです・・