強迫性障害のカウンセリング、6月10日のトピックス③

(カウンセラーさんのアドバイス

【「自分が物理的な法則に基づく三次元の

世界に生きている」と認識することについ

て。「強迫観念」を「現実ではなく考えに

過ぎない」と気づくためのきっかけになっ

ているのであれば対処として良いかもしれ

ない。「強迫観念」は打ち消すのではなく、

「取り合う必要のない考えに過ぎない」と

気づいて受け流せると良い】

 

(私のコメント)

「取り合う必要のない考えに過ぎない」と

いう発想が浮かぶ時点で、強迫観念として

は、かなり弱いのではないか、もしくは自

分の頭がかなり調子が良いのではないかと

思ってしまいます。

 

散歩をしていて横揺れをし、振り向き確認

をしたいときに「5cm横揺れしたからとい

って人にぶつかって倒す可能性はない」と

可能性を打ち消すのではなく「そもそも取

り合う必要がない考えだ」と受け流す・・

ということなのですが、調子が悪い時は

「いや、本当に取り合う必要のない考えか?

しっかり考えたら事故の可能性があるので

は?」といった疑念が拭えないような気が

します。

 

気持ちの中心にある大きな不安を「考えに

過ぎない」と割り切れるということなので、

よほど冷静、もしくは勝算があるのではな

いかと邪推してしまいます。素直に”「打ち

消す」のではなく「受け流す」”と、アドバ

イスを受け入れられないところが、長期罹患

者にありがちな問題であるようにも思います。

 

(アドバイス

【(剪定作業について)強迫観念にとらわれ

ずに目的の作業を終えられた。友人と一緒だっ

たことが取り組みやすさに繋がったのであれば、

徐々に段階をあげて練習していけると良いかも

しれない。

①友人と一緒に強迫症状が出やすい場所に取り

組む。

②手伝いを頼まず一人でやりやすい作業から取

り組む。

③実家への移動を行きだけでも電車にしてみる。

等】

 

(コメント)

実家での片付けや掃除は原則、1人でしているの

で②はできていると思われます。友人はめったに

頼めないので①はなかなか難しいです。電車と徒

歩で実家に行く(帰りはタクシーでも良い)とい

うのは、現時点でハードルが高いです。”行き”は

帰りに同じ道を通るから、という理由で安心して

いるところがあるので、帰りタクシーとなると強

強迫症状が出そうです。また実家に介護で通っ

ていたときの苦しい記憶(特に帰り道は強迫症

でボロボロでした)が、”あんな思いはしたくない”

と思わせます。とはいえあくまで課題なので、そ

れに近づけるよう頑張りたいと思います。

 

(アドバイス

【(主治医を変えたくても電車に乗れない問題に

関して)実家は比較的近いので、その練習になる

のではないか。行ける道や範囲を広げられると選

択の幅も広がりそう。実家の用事に段階的に取り

組むことや、散歩に新しい要素を少しずつ入れて

いくことは、行動範囲を広げることにつながると

思われる。】

 

(コメント)

ひとまず今は、電車に乗る練習はしないまでも、

それ以外のところで練習し、蓄積的効果を他に応

用する感じで電車移動もチャレンジしていきたい

と思います。