(カウンセラーさんのアドバイス①)
【確認したくなる不安は、時間が経てば軽減する
ことはすでに自覚できている。あとは軽減するま
で、確認や振り返りをしないで置いておくこと、
その間不安な考えに囚われずに他の活動に意識を
向けて過ごすことが大切。】
(私のコメント)
完全に振り返らないことは不可能ですが、このと
ころ振り返っても、ふと気が軽くなる瞬間があり
ます。そしてその瞬間に乗っかるようにして、そ
の後過ごします。ふと気が軽くなる瞬間について
は説明困難ですが、無理やり言語化すると「”この
ままほっといてみてやろう”という遊び心」が湧い
た瞬間ではないかとも思います。それが浮かんだ
ところで振り返ることをやめ、それに乗っかりま
す。軽い不安であれば、それを繰り返すうち消失
します。
(アドバイス②)
【(散歩など)「これが最後」という考えが浮か
ぶと不安が高まり、確認して解消したくなる。
「後で確認したくなったら辛い」という考え(強
迫観念)に引きずられてしまう。確認は、
①ルーティン(反射的に)で起こっている場合。
②高い不安をすぐ解消したくて(後で不安を生じ
させないように)行う場合。
・・がある。考え方によって不安を高めている場
合は、考えを強迫観念と切り離して、不安を置い
ておくことが大切。】
(コメント)
「考えと強迫観念を切り離す」「不安を置いてお
く」等はなかなか難しいです。気持ちの中心にあ
るものを切り離したり、置いておく、ということ
になるので、常々うまくいきません。作業や雑用
をして、それらを試みますが、作業が終わると気
持ちの中心に戻って来てしまい落胆してばかりで
す。巷ではマインドフルネスや瞑想でそういった
気持ちの整理がしやすくなるように言われていま
すが、気功やヨガを30年程した経験からそれほ
ど効果はないと考えています。強迫観念のほうが
よほど強いです。
(アドバイス③)
【ルーティン(反射的に)で行っている確認は、
確認せずに通り過ぎる行動を繰り返して上書きし
ていくことが必要】
(コメント)
同じところを何度も往復する場合は「どうせまた
通るから」という考えで、ほとんど確認せずに通
り過ぎることが可能です。カメラメガネを使用し
た場合も「最悪、あとで映像確認できる」との考
えで、確認せずに通り過ぎやすくなります。ただ、
この2つの方法でこれまで何度も練習しています
が、症状は改善していません。
これらの方法はおそらく効果はゼロではないと思
いますが、その他のマイナス要因によってと簡単
に相殺されてしまうのだ思います。ひとつ目の
「どうせまた通るから」という条件付けは最強で、
気になってもそのまま置いておくことが可能です。
ただ、その”また通った時”に「もう通らないから」と
確認が多くなることで相殺されてしまうのだと思い
ます。