今回はもっぱら「歩行時の横揺れがどうしても気になるが
どうしたら良いか?」というところに、私が食い下がって
しまい、時間を使ってしまいました。結論的に、横揺れ後
方確認の一連の動作を細分化し、省きやすい要素から省いて
いく、といった段階的なアプローチは困難であろうという
ことになりました。ひとまずの課題として、横揺れを確認
せずに通過し、あとで気になった場合の対処のほうを課題
とすることになりました。
課題①「(横揺れ未確認を)思い出すのはやむを得ずとして、
思い出した時に掘り下げないように注意する」。
散歩中に横揺れしたとします。後方確認したいのを我慢して
その場を通過します。その後、さまざまな強迫観念が起こり、
そのまま忘れてしまえば良いのですが、家に戻ってもまだ気
になることが多いです。そこで雑用など、他のことに集中し
ます。でも、思い出します。それを2~3時間繰り返した挙句、
結局、横揺れした現場に確認に戻ってしまいます。
こうなる一因は、思い出した時にああでもないこうでもないと
強迫観念と打ち消しや議論をしているからではないかと考えられ
ます。そこで、思い出した時に掘り下げないことを意識し、すぐ
にまた雑用に集中します。掘り下げないまま2~3時間経過すると、
強迫観念が現実味を失い、不安が消失していたり、「そんなことも
あったな」という扱いになっているかもしれません。
上記2~3時間は全くの例えですが、「囚われタイム」というものが
あるかもしれません。その”囚われタイム”の間に囚われずに過ごせば、
その後も囚われず、その間に囚われてしまえば、その後も囚われてし
まうといったようなことが、もしあるなら、今回の課題で実感できる
かもしれません。
横揺れも、そこから発生するリスクが気になっているというより、
気になったのに確認をしてない、もしくはできなかったという不全感
を強い不安と感じている可能性もあります。不全感が不安となれば加害
強迫というより不完全強迫で、私にとっては我慢しやすいはずですが、
なぜか難しく感じます。