まず今回出た課題、
①「強迫観念は取り合わず、雲のように扱う」といった
強迫症状の扱い方をメモに箇条書きにして、散歩の際などに
持っておき、強迫症状が襲ってきたら、それを読んでみる。
②散歩などで、確認がひどいポイントの確認の手順を明確に
し、手順のうち省略できそうなところから削っていく。
①は調子の善し悪し、シチュエーションのちがいもあるので、
できるだけオールマイティーな内容を考えなければなりません。
多すぎてもいけないでしょう。ただ、どれが効果的かはわから
ないのでいろいろ試してみるのが良いと思います。なるべく
否定文は使わないほうが良いようです。いまのところ、
Ⅰ不安をゼロにするのは不可能。
Ⅱ「確認しなくては」と思わせるのが強迫観念。
Ⅲ強迫観念は打ち消さず取り合わない。
Ⅳ強迫観念は議論せず取り合わない。
などが候補です。
これから文章を練って、頭にスッと入るものを作らなければ
なりません。また、メモ帳に書いて持ち歩くこともできます
が、サッと出して、パッと見えるものが望ましいと思うので
英語の単語帳をプラスチックプレートにしたようなものを
イメージしています。
散歩途上などで「何度見ても気になる」「引き返して確認したい」
「振り向いて確認したい」といったシチュエーションにサッと持ち
出し文章を読んでみる、という作業にしばらくチャレンジしてみた
いと思います。
文章を読むことで、ふと肩の力抜けたり、気付かされたり、といった
ことを期待するものですが、効果のほどはわかりません。
②は、町中で角を曲がるときなど、自分がしている確認の手順を明確
にし、手順のうち、まずどこを省くことができるか考えなければなり
ません。ひとまず思いつくところでは、角を曲がる時の手順、
Ⅰ左右確認
Ⅱ巻き込み確認
Ⅲ振り向き確認
です。Ⅲの振り向き確認は、Ⅱの巻き込み確認をするうち
背後が気になり振り向いてしまいますが、Ⅰの左右確認で周囲
確認は済んでいるので、不要だと思います。なので、まずⅢを
省くところからチャレンジしてみたいと思います。
普通の人の角の曲がり方を見ていると、ほぼ前しか向いていません。
視野は概ね180度あるので、前を向いているだけで、私のⅠⅡⅢの
動作は敢えてしなくて良いと思います。また巻き込み確認は、後ろ
から歩いてきた人がわざわざ、自分が曲がろうとする方向の内側に
入ってくる可能性に備えた動作なので、原則不要だと思います。
今回の課題も、調子の良い時はサクサクできて、悪い時はさっぱり
できないといったことになるでしょう。できているのかできていない
のか、効果があるのかないのか、どうにもスッキリしないことになる
ような気がします。しかし、とにかくやってみて、修正を加えて
やってみて・・を繰り返し、意義のあるものにしていくしかありません。