強迫症のカウンセリング。今日は強迫観念が出てきたときの対処を段階的に。

カウンセリングは50分。実際の内容はまとまっているわけでは

ありませんが、今後の課題として見えてきたのが以下の内容。

 

「強迫観念は出てきたら、受け流して、他に意識を向ける」

Ⅰ強迫観念が出てきたときの2段階

①「まず強迫観念について考えたり、強迫行為をしたら状況は悪化する」

ということを思い出す。

②「もしかしたら・・と思ったらそれは強迫観念だから無視する」といった

対処法を思い出す。

 

Ⅱ強迫観念を受け流すときの3段階

①「もしかしたら・・と思ったらそれは強迫観念だから無視する」と考える。

②でも、後で確認に引き返すのはイヤだから、いま振り向いて確認したいと思う。

(①と②の闘い)

③「後で引き返すのはイヤ(不安)」も強迫観念だから無視する。

 

Ⅲ強迫観念を無視してからの対策。

意識(注意)を別のところに向ける。足裏の感覚、冷たい風などに意識を向ける。

 

(意識を向けるときのポイント)

足裏の感覚や冷たい風になどに意識を向ける。

集中と「意識を向ける」のはちがう。集中すると神経がピリピリして逆効果

になる場合もある。「集中」と「意識を向ける」を結ぶライン上のどこに

着地点があるかはわからないが、そこを探るのも課題としてみる。集中では

なく意識を向けるだけであれば、足裏に意識を向けていても、冷たい風が

吹けばそちらに意識が向く、そういった意識の置き方が良いのではないか。

 

(その他)

強迫観念は闘うのではなく受け流す、それは母親からゲームを注意される子供

のように「はいはい」と対応するイメージ。

 

ちなみに、ここ2週間ほど、早朝の暗い中、散歩をしたり、買い物に行くことに

チャレンジしていました。それは、夜暗いと強迫観念が強く、外に出るのが極めて

ストレスなので、練習になればと思い、やり始めたことです。結論的にわかった

ことは、私は暗いのが苦手なのではなく、夜という時間が苦手だということ。

やはり、頭のどこかに「この時間に人を倒して、気付かずにいたら、朝までに

凍死してしまう」といった強迫観念が常にあるのだと思われます。