強迫症のカウンセリング、4月1日のトピックス③

ヘルパーさんとの連携も取れるようになり、軌道に乗れば、

部屋の掃除、必要な電気を取り付けるなどして、引っ越し

準備に移れます。できればその間に、頭の回復も手伝い、

ヘルパーさんを必要としなくなっていれば理想です。ただ、

ヘルパーさんはこの件に限らず、日常の困りごとを手助け

してもらう人材として確保しておきたいです。引っ越しとも

なれば、引っ越し自体もハードルが高いですが、住所変更に

伴う免許証の住所変更で警察に出向く等のハードルもあります。

 

前回の引っ越しは、今より症状が落ち着いているときでしたが、

免許証の住所変更に行ったときは、緊張のあまり無事に警察署

から出られるか自信が持てませんでした。そのようなときに

ヘルパーさんに付き添いをお願いするという選択肢があれば、

今から緊張しなくて済むと思います。

 

トータルで、ヘルパーさんに付き添いをお願いすることで、確認

の回数が減ったり、緊張が緩和したりと、プラスの面は多々ある

と思うので、それをできるだけ有効活用し、また経過、結果に留意

し、改善を加えて行けば良いと思います。

 

散歩による行動療法は、このところ伸び悩んでいます。

日中、行動療法として短い散歩コースに何度も行きますが、結果的

に前回行ったコースを確認することになるので、逆効果ではないか、

という疑問がありましたが、気晴らしや、眠気覚ましに行くという

動機であるなら、それほどマイナスにならないようです。

 

散歩途上で起こる強迫観念には「この不安があとあとまで残るの

ではないか」という不安も加わります。不安が残る確率は低いこと、

完全に不安を失くすことは無理であること等を思い出し、対処する

のが良いようです。

 

前回は直線コースのみであった散歩から、住宅街を回る散歩にレベル

を上げたのですが、時期的にはそろそろ次の段階に上げたいところ

です。しかし、どうにもモチベーションが湧きません。前回は、モチ

ベーションがあるところに、直線コースの繰り返しがイヤになってきた

ことも手伝って、レベルを上げることができました。

 

イヤになるといえば、常にイヤなのですが、直線コースはマンネ

リズムが堪えたのだと思います。今のコースでも強迫観念に囚われて

いたり、引き返したりと、うまくできていませんし、最初に比べて

それほど改善も認めません。そのコースに合わせた強迫観念が出に

くい歩き方を徐々に習得していくので、行動療法の効果を相殺しがち

です。トータルなレベルとしては、コースを変えたときとあまり

変わっていないように感じます。レベルを上げるのであれば、自分の

レベルが多少でも上がっている、もしくはレベルは上がってなくても

「やってやろう」というモチベーションが高い、等の理由がほしい

ところです・・