強迫症のカウンセリング、4月1日のトピックス②

気になっていた実家からの帰りのタクシーへの乗車ですが、

カウンセラーさんもそれの何が気になるのかがわからなかった

ようで、それも説明することになりました。

 

タクシーに乗るときは、タクシーに気を取られるので、周囲へ

の注意が散漫になるような気がします。その散漫になっている

ところで、気付かないうちに人を倒したり、何か問題を起こして

いないかが気になります。可能な限り周囲を見回してから乗り

ますが、どうにも不安が治まりません。タクシーに乗ってしまう

と今度は車のドアやフレームで多くの死角が生まれ、あたりを見

回しても充分に見えず、不安を払拭することができません。その

後車中では、ほぼその不安に囚われています。それを繰り返すうち、

タクシーに乗るのが非常に苦手になりました。ヘルパーさんには

私が問題なくタクシーに乗るのを見届けてほしいのが正直なところ

です。

 

ヘルパーさんにはできるだけわかりやすく事情を説明し、タクシー

乗ったら挨拶等をする余裕がない旨も説明しておくのが良いと

思います。

 

カウンセラーさんからはこのとき「自分が問題なくタクシーに乗れ

たか」と、あとでヘルパーさんに電話で聞かないようにする、また

タクシーに乗ってからの不安の扱いについて、あとあとまで不安が

残ることはそれほど多くないこと、完全に不安を失くすのは無理で

あること等思い出し、切り替えていくようアドバイスがありました。

 

片付けは、誰かと一緒に作業をしていたら、自分以外にもうひとり

見ていることになるので、強い症状は出ないような気がします。

腐りそうなものから回収し、ビニールに詰めガレージへ。いつも

であれば、ゴミの中に乾燥剤等が入っていて発火しないかとか、

ビニールをどこに置くかで右往左往することになりますが、常識的

な判断をし、確認少々、不安少々で終えることができるのではないか

と期待しています。

 

 ヘルパーさんに鍵の確認など家の見回りを付き添ってもらうに

当たっては、リストを作っていたほうが良いように思います。

ヘルパーさんからすれば、家の中の暗いようなところに付き合わ

されるのに何をしようとしているかわからないというのは不気味

かと思います。

①東1階四畳半間、コンセント、エアコン、押し入れ。

②三畳間、鍵。

③六畳間、鍵、押し入れ、エアコン、窓から物干し竿を確認。

④台所、ガスコンロ、ガス報知器、窓の鍵、常夜灯。

⑤西四畳半間、コンセント、エアコン、鍵。

⑥玄関、鍵、電話、常夜灯。

⑦トイレ、洗面所水道。常夜灯。

⑧ガレージ、洗濯機水道、竹藪。

⑨庭、隣との境界、竹、もの置き場。

⑩二階南間、鍵、エアコン、コンセント、通帳ダミー。

⑪北間、鍵、エアコン、コンセント。

こうしてリストを作るのは、行動療法的にはマイナスだと思いますが、

リストを作り、頭を整理することで何か見えてくるかもしれません。

少なくとも、リストを元に動いているというのはヘルパーさんにわかり

やすくて良いと思います・・