短距離で同じコースの散歩は負荷が軽い
ですが、ルーティーンの確認行為が染み
ついているので、それを崩すのが難しく
なっています。コースを変えれば解決し
ますが、コースを変えると負荷が重くな
り、散歩自体のハードルが上がってしま
うので、できれば変えたくありません。
(対策)
①ひとまず負荷の軽そうなコースを探して
みる。
②コースはそのままで、歩き方を変えてみ
る。(逆回り、道の横断を繰り返す等)
散歩をしていると、しばしば振り向いて確
認したくなります。ひとまずそれは強迫観
念、「ここで振り向いて確認しなかったら
家に戻ってからこの不安が肥大するのでは
ないか」という考えも強迫観念。加えてそ
の場で確認するか否か、があとで起こる強
迫観念に必ずしも結びついているわけでは
ないので、無視して前進するのが理想的で
す。
(まとめ)
①その場での確認と後から湧いて来る強迫
観念は必ずしも結びついていない。
②「あれは大丈夫であったか?」と後から
湧いてい来るのは単なる考えに過ぎない。
③その場で気になるのも強迫観念だが、
「あとから強迫観念が肥大して苦しむので
はないか」という考えも強迫観念に過ぎな
い。
理想的には「振り向いて確認したい」という
気持ちが湧いた時に、次の行動に移ってしま
うことです。それを重ねていく。あとになっ
てどこが気になるか、それとも何も気になら
ないかはわからないので、前進あるのみです。
曲がり角で、どうしても振り向きたくなって
いるところに「次の行動に移ってしまう」と
いっても、散歩中はただ歩いているだけなの
で、なかなか難しいです。
本人は振り向きたいのを我慢して前進すると、
それを家まで引きずるパターンを多く経験し
ているので、やはり振り向き確認をしたくな
ります。やはり現場で”そこそこの不安”要素
を残すのは良いが、どうしても振り向きたい
ものを我慢するのは、現実的に難しいと思っ
ています。
結局、迷い迷い「この不安は無視」「これは確
認しておこう」と取捨選択を繰り返し、小さな
不安であっても、それを無視し続ける蓄積的効
果で、徐々に不安が湧かなくなってくることを
期待するしかないように思います。
我ながら堂々巡りしてます・・