今回の新たなチャレンジは、散歩コースで生じる強迫観念を
しっかり処理しながら歩くことで、これまで「なんとなく」
であった行動療法に具体性を持たしたつもりでしたが・・
同じ散歩コースを1日何度も歩くことで、強迫観念に対する耐性
がつくからではなく、「また、来るんだから」という安心感が
出てくることによって、強迫観念が出なくなってしまうので練習
にならない、また逆に「これが最後の1回」と思って歩くと、強迫
観念が強く出過ぎてしまい、処理できず確認を繰り返してしまう、
といった状況になってしまいました。
「また来る」≒確認ということになってしまい、強迫観念が出なく
なれば、行動療法ではなくなってしまいます。
ひとまず、もう一度来る(散歩する)か否かを決めずに歩き、帰宅
してから強迫観念の度合いを確認し、付き合えそうな強迫観念なら、
今日の散歩はそこまでとし、強迫観念と付き合うことにしています。
時間の経過と伴に、強迫観念が現実味を帯びなくなれば、行動療法
としては一応成功です。ただ、当初考えていたシステマティックな
行動療法ではなく、”なんとなく”なものになっているので、やり方を
見直さなければなりません・・