認知症父が認知症母を連れ、外を歩いているとの連絡あり、ゾッとする。

夕方、実家から自分のアパートに戻った

ところに、介護スタッフから、電話があり、

「父が杖を持ち、背広風の服を着て、母を連れ、

どこかに行く感じで、外を歩いている」との

報告を受けました。

 

それから10分後、介護スタッフが連れ戻す

ために実家に向かったところ、すでに両親は

家に戻っており、そわそわするといった

変わった様子もなかったようです。

 

もしかすると、杖ではなく”ほうき”で、

父が背広風の服を着ていたのは、羽織る

ものがなかっただけで、母の家周囲の掃除

に付き合っていただけかもしれません。

 

父が母を連れ外出するということは、

原則ないことです。母は外出をかなり

嫌うので、よほどの切迫した理由が無い

限り、連れ立ってどこかに行くといった

ことは考えられません。

 

それだけに、この報告はゾッとしましたが、

前提がちがっていれば、話は全くちがうもの

になるので、結論的に、掃除、もしくは家の

周囲から庭木を眺めていただけ、といった

可能性が高いです。

 

後日、父に説明を求めたところで覚えていない

ので、この一連の行動は謎のまま終わると思い

ます。

 

ちなみに私は、夕方、アパートに帰ってきた頃と

いうのは、帰り道の強迫症状で、頭がショート

しており、かなり調子の悪いタイミングです。

そんな時の連絡だけに心底、ゾッとします。

連絡を受けてからは、実家へ戻ることを覚悟

しつつも、さっぱり何も手につかない状態でした・・