「お金があったらうつにならない」説、うつ、強迫での障害年金受給を考えてみる・・

お金持ちでもうつにはなりますが、我々庶民は

”お金があったらうつにならない”とも言われて

います。どこかの大学の研究の上に出された結論

であったと思いますが、詳細は失念しました。

 

それは「うつでいるかぎりお金が支給される」群と、

「うつを治して働かないとお金に困る」群と、治療

成績を比較する研究であったと思います。結論的に

前者の治療成績が有意に良かったと思います。

 

そうなると、うつ等、精神疾患障害年金を得ると

いうことは、改善を促す一因になると言えそうです。

 

ただ、精神科医は、障害年金反対派が多いように聞いて

います。「早く復帰して働かなければ」という思いが

治療へのモチベーションになると考える医師、障害年金

のことを言い出した途端、患者をたかり屋?のように扱う

医師などいるそうで、それぞれ考えはあると思いますが、

どちらにしろ、医師は積極的ではないようです。

 

障害年金といったものが国庫から尽きかけているといった

事情もあると聞いています。年金機構は、とにかく障害

年金を出したくないので、医師会に協力を要請しているで

あろうから、医師が積極的でないのも理解できます。年金

事務所の窓口では、1人で窓口まで来ることができる時点で、

日常生活自立可能と見なされ、年金は支給されないと聞きます。

 

お金に困っていない限り、もらうべきではないとは

思うものの、現在困っていないだけで、将来的には

貯金が尽き、社会復帰できず、路頭に迷うであろう不安

は常にあります。少しでも改善を助長するのであれば、

受給もありなのではないか?と思うことがあります。

 

医師の判断、年金事務所の判断といったハードルがあるので、

自分の判断によるばかりではない案件ですが、時として

考えます・・