うつの障害年金、まずどこに相談するか。

障害年金受給について、神経症の知人に

聞いてみました。

知人本人は受給してないですが、身近に

2名ほど受給している人がいるそうです。

 

もっとも気になる点は、そのお2人とも

社会保険労務士さんが介入していることです。

そのうち1人は、医師、ケースワーカー等が

受給に賛成でなく、受給の見込みがなかった

ところ、社労士さんにお願いし受給に至った

ということです。ネット上ではなく、

知人からの情報となると、どうも受給には

社労士さんの介入が必要のように思えます。

 

ひとまず主治医と社労士さんのどちらに

相談するか迷います。ただ、主治医に相談し

「無理でしょう」と言われたら、話はそれで

終わると思います。そのあと社労士さんに

お願いし、話を覆すのは、かなり気まずい

作業のように思います。その点、社労士さん

であれば、無理なら無理でその場限り、また、

もし受給の可能性ありとなれば、その後の

適切な動きを指示してくれるのでは、と

思います。主治医との関係性が悪化しない

ようなアプローチの方法も把握しているように

思います。なので、現時点では、まず社労士さん

に相談するのがベターなのでは、と思います。

 

”その後の適切な動き”とはいえ、本人が積極的に

動けないのが障害年金なので、困難な立ち回りを

要求される可能性は低いと思います。

 

精神科医をしている知人にも、そのあたりの

状況を聞いてみました。結論的には

「主治医に相談してください」とのこと。

また障害年金で社労士が介入する例は

少数派だそうです。社労士さんに相談する

という選択肢が揺らぎますが・・

 

以下、推測ですが・・

明らかに障害年金に該当するレベルのうつであれば、

”主治医に相談”で問題はないと思います。

ただ、微妙なラインであれば、”主治医に相談”

では受給できない場合が多いと思います。

 

医師は、このように診断書を書けば審査を

通り、このように書けば通らない、といった

知識を有してない場合もあれば、その点に

無頓着な場合もあると思います。また、

知識を有している場合、患者によって、

演技性が強いと判断すれば、軽度に書き、

本当に困ってそうだと判断すれば、

重度に書く、といった判断もあると

思います。主治医によって、多くの場合と

判断があると思いますが、少なくとも

障害年金受給が微妙なラインの患者に

審査が通るよう好意的に書くという

判断は、原則期待できないので、

自分が微妙なラインだと思う場合は、

社労士への相談が優先ではないかと

思います。また障害年金に否定的な医師も

少なからずいると思いますので、障害年金

について相談することで、その後の関係性が

悪化することも考えられます。主治医への

相談は慎重にならざるを得ません。

 

私の現主治医は、まだ初診からひと月ほど

しか経っていないので「半年から1年経過を診て

からでないと書けない」といった回答を

想定しています。ひとまずそこで障害年金

話はストップすると思います。また

「この患者(私)は障害年金が目的でここに

通い始めたのでは」といった疑念もしくは印象を

与える可能性も否定できません。

 

昨年、転居したため、前主治医はやや遠方に

なりました。ただ、傷病手当から自立支援まで、

いろいろ書類を書いていただいていたので、

障害年金の件も、前主治医であれば、まだ切り出し

やすいです。また自立支援の手続きの際も、

前主治医のほうから「手続きしたほうがいい」

との声かけがあったので、尚更です。

 

障害年金を想定し、遠方に転医するのも動機として

問題かと思いますが、前主治医から「受給は無理」

と言われたら、自分も納得すると思うので、

この件の解決に限っては転医がベターのように思います。

また、治療といっても月に一回、抗うつ剤をもらいに

行くだけなので、多少遠方でも、あまり変わらない

ような気もします。

 

ひとまず、社労士さんに相談するか、前医に

転医して状況を見るか、やはり迷います・・