強迫症の障害年金受給。私は障害者相談支援センターに相談しました。

これまでも話が出ては消え、を繰り返していた障害年金

一般的には統合失調、躁鬱ではもらえるけど強迫症など

神経症はもらえない・・など言われています。実際の

ところは、細かい判断基準等があるのでわかりませんが、

病名によらず、日常生活がどの程度阻害されているかが

大きな判断基準になるとも言われています。

 

日常生活という側面だけで言えば、1級は常に介護が

必要、2級は日常生活の中で介護が必要なシーンがある、

3級は時間はかかってもなんとか自立できる。というの

がザックリとした等級のイメージと聞いています。

 

受給のメリット、デメリットについては、原則、デメリット

はない印象ですが、個人的に気になるのは、年金の納付が

免除されることで、将来的にもらう年金の額が減る、といった

ところです。ただ、免除はされるものの、納めることもできる

ので、適切な手続きさえすれば、やはりデメリットはないよう

に感じます。

 

少し書いただけでも検討課題の多い話で、実際、鬱症状等

抱えながら、これらを適切に処理するのは、1人では甚だ

困難だと思います。

 

そこで頑張っていただいているのが、社会保険労務士さん、

精神疾患障害年金にハードルを感じている人に手助け

してくれているようです。

 

年金事務所に一人で歩いて出向くと、それだけで自立生活

可能と見なされ、障害年金がもらえなくなるなどといった

話も聞きますので、そこを考えれば社会保険労務士さんに

お願いするしかないではないかと思ってしまいます。

 

ただ、社会保険労務士さんもご商売なので、職域を広げる等

の思惑もあると思います。巷の情報もどこまでがホントで

どこまでが嘘かはわかりません。

 

現場の精神科医(友人)に聞いてみたところ、障害年金受給に

社会保険労務士さんがサポートしているケースは2割くらい

ではないか、とのことでした。おそらくネットで情報を得ている

方々かと思います。

 

ちなみに社会保険労務士さんの報酬は、成功報酬のような形で

50万の年金がもらえたら、その1割といった感じで料金が発生する

と聞いたことがあります。詳細は忘れてしまったのですが、その

業務内容から、決して高い印象はありませんでした。過去に遡って

昔通院していたクリニックから記録を取り寄せたり、症状を文章化

したり、主治医に「こんな感じで書いてほしい」と進言したりと、

内容は多岐に渡り、精神症状を抱えながらでは、ほぼできそうにない

ことばかりをしていただくことになるので、少々高くなっても

しかたないという印象でした。

 

精神科医によっては、障害年金をひどく嫌う方もいるらしく、

主治医から怒られたり、「もう通わなくてもいいです」と言われる

等、ややトラブルになるケースもあるようです。ただ、こういった

ケースの原因は様々で、精神科医が個人の価値観として障害年金

を嫌う場合や、患者側があまりに安易に障害年金がもらえると

思っている場合などがあり、一概に言えません。

 

年金事務所に説明を聞きにいった方の中には、職員の消極的ぶりに、

とてももらえそうにないという印象を受け諦めた方もいるようです。

 

詳細はわかりませんが、障害年金の財源が尽きかけているといった

事情もあるようで、年金事務所の職員は、とにかく障害年金は支給

しない方向に話を進めようとするのも理解できます。

 

私はといえば障害者相談支援センターに、相談してみました。

センターからいただいた指示は「全体像を説明すると、すごく長く

なるので、ひとまず主治医に自分が障害年金をもらえそうかどうか

聞いてみて」といったものでした。というわけで、あまりいろいろ

考えず、近々診察の際に、主治医に聞いてみたいと思います。