小規模多機能居宅介護移行後、現時点のサービス内容。

6月からスタートした小規模多機能居宅介護。

現時点のサービス内容は、1日3回の見回りと

週2回のデイサービス。

現時点で、ヘルパーの介入は得られていません。

 

安全確認としての意義は大きいと思われます。

デイサービスは、本人の希望するタイミング

で帰宅することができるので不機嫌、混乱の

重度化が比較的回避しやすいと思われます。

 

ゴミ出し、買い物、洗濯、デイサービス準備

といった日常生活介護は得られていません。

現時点で私が実家にいなければならないのは

週に3~4日。

デイサービスの日は準備、見送り、出迎え、

留守番を要し、

デイサービスで使用した服、その他の洗濯等

に1日要し、

ゴミ出しに1~2日。

買い物は週3~4回として。

トータルで週3~4日がマストとなっています。

町内会の当番、父の混乱に随時対応していれば

結局、週5~6日は実家で過ごすことになります。

 

ゴミ出しは、相談したところ、声かけはしてくれ

ているようですが、認知症の両親は声かけのみ

では対応できないので、今後も私が対応しなければ

ならないと思われます。

 

ちなみに現時点のゴミ出しの問題は、両親がゴミを

市の指定袋に入れることができず、ゴミ出しをする

のはいいのですが、指定袋ではないため、回収されず

ゴミ置き場に残されてしまうという問題。

これまではゴミ置き場から、私が回収し、指定袋に

入れ直し出していました。その件、相談したところ、

家にあるゴミ袋を回収し、すべて市の指定袋に変えて

おく、という方針に至りました。これで、回収されず

にゴミ置き場に残されてしまう問題は、まずまず解決

されましたが、今度は、そもそもゴミを出さないという

問題もあります。これは、現時点で私が対応するしか

ない状況です。

 

買い物、洗濯、デイサービス準備については、さらに

介入困難であり、今後も私が対応しなければないらない

と思われます。

 

昼、夜と配食サービスを利用しているので、買い物の

必要性は低くなっていますが、母は準備する必要性が

ないことを、全く覚えられず、日に何度も冷蔵庫を開け、

食事の準備をしようとするので、冷蔵庫に食料がない場合、

父に報告し、父が買い物に行ってしまうという問題があります。

よって、常にある程度の食料が冷蔵庫に入っていないと、混乱

することになります。そういった事情を踏まえ、買い物をしな

ければなりませんが、このあたりの機微についても、理解の上、

介入は今後も困難と思われます。

 

洗濯は、家のどこにあるかわからない汚れ物を回収し、洗濯しな

ければなりません。また、家に洗濯物を干していると、乾いてい

ないのに取り込んでしまったり、汚れ物と一緒になってしまったり、

取り込んだものがどこにしまわれてしまうかわからないので、現在、

私が近くのコインランドリーで乾燥し、その日のうちに、適切と

思われる場所に置いています。これも介入困難と思っています。

 

デイサービス準備は、事前に準備したとしても、両親がどこに

しまってしまうかわからないので、両親の目につかないところに

置いておかなければなりません。私が事前に準備したものを、

スタッフの方に当日持って行ってもらえば、デイサービスは

概ねお任せすることもできるようになると思いますが、家の鍵

問題、貴重品問題等、話を詰めなければならないと思われます。

 

現在、1日3回の見回りは、声かけやバイタルチェックです。

スタッフと両親の信頼関係を築くという意義はありますが、

今後、その信頼関係をもってして日常生活に介入していか

ない限り、安全確認以上のものにはならないでしょう。

 

デイサービスは入浴や精神的刺激といった、あくまで

日常生活にプラスアルファを求めるものであり、

家族として求めるのは、プラスではなくマイナスを埋める

介入、もしくは私がいなくても何とか成り立つ状況なので、

今後に期待しつつ、対応を続けていきたいと思います・・