財布を失くしたことが覚えられない。対策は?

先日、父の財布がなくなり、現時点で見つかっていません。

問題なのは、財布がないということが覚えられないので、

無いことに気付くたび、探す、もしくは混乱することです。

 

もし同じデザインの財布があれば、それにお金を入れ、

定位置に置いておけば、何事もなかったことになるで

しょう。ケアマネさんにも尋ねてみましたが、同じ

イデアでした。

 

問題は、同じデザインの財布がないこと。また、近しい

デザインの財布を探すにしても、財布の詳細を私が覚えて

いないことです。

 

ひとまず、覚えている範囲で、近しいものをネット通販で

探してみましたが、なかなか見つかりません。特に色は、

元々ダークグリーンであったものが、長年の使用で一見

黒に見える感じだったと思うので、それと近しいとなると

かなり難しい注文です。

 

正解が定かではないので、通販で探すのも困難。ひとまず

安価な黒の財布を買って様子を見る方針でいます。

 

使っていない茶色の財布はあるのですが、一見して明らか

に色がちがうので、”自分のものではない”と混乱する可能性

が高いです。”財布が無くなったから、新しいものに替えた”と

事前に父に説明する方法もあると思いますが、説明が覚えられ

ないので、収まらないでしょう。また、黒色のものを用意したと

しても、自分のものと認識されない可能性は大です。ひと通り

混乱し、こちらが新しいものに替えた旨説明しても”聞いてない

から、ひどい目にあった”等の批判を受けるでしょう。

どちらにしろ、同じ財布を用意しない限り、収まるか否かは

賭けのようなものです。

 

混乱の対応は、可能な限り避けたいので、財布を早く調達

したいところ。私の住む地域で、安価な財布が1000円程度

で売られているのはホームセンターくらい。ひとまず早急に

最寄りホームセンターに行き、なければ通販となります。

 

父の混乱は、お金に関することが多く、デイサービスから

帰ってきたかと思えば、なだれ込むように財布や通帳の確認

をしたりします。そのとき財布がないとなると、父の妄想が

現実となり、経緯を説明したところで聞く耳は持たないでしょう。

「そらみたことか、オレの言うことを聞かないからこんなことに」

などと鬼の首を取ったように怒る父が、容易に想像できます。

ひとまず、できる範囲の対応を急ぐしかありません・・