認知症父からの電話は相変わらずで、
早朝、真夜中問わずかかってきます。
父はウトウトすることが多くなった分、
せん妄状態で電話をかけてくるので、
内容は概ね妄想です。
完全な妄想であれば、心配する必要が
ない代わりに、10分ごとにかかって
きたりして、対応にかなり消耗します。
現実味がある内容の場合は、その後
しばらく心配に駆られ、やはり消耗
します。
先日、「雨戸を直したので、その支払いに
・・」といった内容で、また10分ごとに
かかってくるので、完全に妄想だと思って
いましたが、これが珍しく本当でした。
実際に業者に電話し、雨戸を直してもらって
いました。すべてが妄想でないのも怖いところ
です。
運よく問題のない業者さんで、運よく所持金
があったので、本当によかったです。
さきほどは、「〇〇さんの電話番号わかるか?
土地のことで連絡したい・・」という内容
の電話があり、土地に関する手続きは、すべて
済んでいる旨伝えたところ、「そうか」と言って、
父は電話を切りましたが、納得している様子なく、
方々に電話して、混乱を招いているような気が
してなりません。
完全な妄想で止まらない電話にしても、現実味
のある電話でしばらく心配に駆られるにしても、
どちらにしろ、精神的に休憩する隙を与えてくれ
ません。
私の強迫性障害がさっぱり治らないのは、これが
原因・・というわけではないと思いますが、電話
問題の対策は難しく、これといって何もできない
まま経過しています・・