強迫性障害、後ろも見えるサングラスは行動療法に寄与するか?

振り向き確認の矯正のため、

後ろも見えるサングラスを購入しました。

(正式名なし、ストーカー対策等、1280円)

使用し始めて3週間程度、手応え、効果等は

不明です。

 

サングラスのレンズの両サイドがマジックミラー

になっており、前方も見えますが、後方の景色

がミラーに映ります。

 

ミラーは目に近いので、ピントを合わすのに

やや苦労します。また後ろの景色も鏡に映った

景色だけに、正確に認識しにくいです。

 

現時点では、サングラスは手に持ち、振り向き確認

をしたいときにかけ、ミラーに映った景色を見るよう

にしています。

 

それまでに振り向き確認をし過ぎて、気分が悪い

状態のときは、振り向かずに後ろの景色が見える

ことにホッとしますが、常々は、本来振り向いて

ガン見したいのを我慢して、見にくい鏡越しの景色

で確認するので、ストレスです。

 

その行動が、(振り向き確認をしない)と

(振り向き確認をする)の中間位に属し、行動療法の

負荷に値するか否かが論点ですが、現時点ではわかり

ません。

 

レンズの両サイドがミラーになっているだけに、

視野が狭くなります。ミラー部分でも前方が見え

ないこともありませんが、あくまで鏡像がメイン

です。また前方を見て歩いていても、視野の両端

で鏡像がチラチラするので、見え方としてはスッキリ

せずマイナスです。これらがサングラスを原則手に持つ

理由です。

 

少なくとも、振り向く回数を少なくすることは

可能です。ただ、それが条件反射的な刷り込みで、

振り向き確認が軽減するかは不明です。

 

ひとまず、3か月ほど使ってみて、様子を見るしか

ありません。

 

現在、後ろを見たくなったときは、一旦止まって

サングラスをやや手で押さえ、アングルを調整し

鏡像で後ろを確認します。その姿もおそらく

挙動不審でしょう。

 

見て確認したいポイントに人がいる場合、

振り向き確認では、その人もジロジロ見ること

になり、見られたほうは不快に感じることと

思います。その点、ミラーで見る場合、そこを

見ているということは、原則気付かれないので

この問題はカバーできると思います。

 

ただ、距離が近い場合、明らかにミラーを使って

後ろを見ていることがバレてしまうので、中間距離

以上の後方確認が適していると思います。