加害強迫、カメラ内臓メガネが有益過ぎて、さっそく容量が足りません。

カメラ内臓メガネを使ってみました。1時間

かかっていた道のりが30分になり、帰ってから、

録画された映像を視たいという欲求も、それほど

強くありません。これは、今後さらに伸びがある

アイテムの予感です。

 

さすがに、本来10分の道のりを10分で、というわけ

にはいきませんでしたが、30分に短縮しただけで、

自覚的には随分早くなった感じがします。なんと

いっても横断歩道など、気になってフリーズしていた

シーンで、「録画してるから、あとで視たらいい」と

振り切れるところが、もっとも大きな短縮ポイントだと

思います。また、アパートに着いてから、”どうしても

視たい”という強迫行為が、それほど強くないところも

好ポイントで、フリーズは吹っ切れるわ、自宅に帰って

からは視なくて済むわで、かなり有益に感じました。

 

録画時に、うまく撮れるよう、角度などやや神経を使うので、

自宅に着いた頃には、達成感のようなものと疲労があり、

どうしても視て確認したい、という強迫行為には陥りにくい

ように思います。また器質的にもイメージ的にも、強迫症状を

司る脳と近しいエリアを使っているから、”強迫行為はもう

終わった”という状態に近しくなっているのかもしれません。

 

本来、行程の一部で使う予定だったメガネですが、有益なので、

他の行程でも使いたくなり、使い始めたところ、さっそく容量

オーバーとなり、前半が消えてしまうといった問題が起こりました。

 

この、容量がいつなくなるかわからない不安を感じながらメガネ

を使うのは、おそらく対強迫としてはマイナスで、そこは気にせず

使えるものの必要性を感じました。

 

残念ながら、安価なものを買ったので、メモリーカード

入れ替えたら容量が増す、といった細工はできそうになく、

改めて容量の大きいものを買わなければならないようです。

 

このあたり、同じく強迫症状を持つ友人と相談したりして

いますが、その友人が、このカメラの使用に積極的でなく、

使わないよう勧められているので、今後の対策は、どうした

ものかと苦慮しています。

 

その友人は、強迫に対する考え方が森田療法的で、症状との

共存が主たる方針です。彼は現在、サラリーマンができて

いるので、共存可能レベルな症状であるから可能な方針とも

言えます。私は、共存し始めるとキリがないので、どんな方法

を使っても日常生活が円滑に回ることを優先しがちです。

同じ強迫でも、症状によって細かい方針はちがいます。

 

ひとまず、このメガネを買った業者さんに、いろいろ聞いて

みようと思います・・