実家見守りに行かない日は、何をするか?と考えるまでもなく、雑用に時間がかかる強迫症。

家から一歩出ると、ほとんどの作業に時間がかかる強迫症は、

買い物やゴミ捨ても大きなイベントであり、銀行や郵便局の

手続きはさらなるイベントです。常に症状と闘わなければならず、

時間がかかるわ、苦しいわで、基本的に、外に出たくありません。

 

一時期は、ATMの銀行振り込みがプレッシャーで、前日から

緊張していました。

 

実家の日用雑貨や食料などの調達には、辛うじてスーパー等に

行きますが、自分の為に行くのはコンビニくらいです。コンビニ

にないものはネットで購入します。現在、靴がボロボロなのですが、

どうしたものかと思っています。靴はサイズが難しいので、ネット

購入は避けたいです。

 

両親に関わる銀行、年金、保険などの手続きも、病的な確認が

多いので、スムーズにはいきません。電話で聞く、ネットで調べる、

メールで問い合わせるなど、気になり始めると、なかなか止まらず、

書類がやっと書けたと思っても、そもそもその書類が本物か否か

気になるなど、キリがありません。

 

「それじゃあ、役に立たない」と厳しい指摘を受けることも

ありますが、だから「強迫症」と病名が付いているのですよ。

 

精神疾患は一般的な病気と区別されがちで、症状が強くても

「動ける」と思われがちです。そこは大きな誤解で、症状が

強ければ、肺炎で動けないのと同様に強迫症も動けません。

残念ながら、肺炎で動けないのは納得されやすいですが、

強迫症で動けないのはなかなか納得されません。

 

今朝は、コインランドリーに洗濯に行きました。帰り道は

何か問題がないか?確認に必死です。

 

町中に住んでいた時は、コインランドリーは小さく、入り口から

全体が見渡せる広さです。何か気になっても一望すればそれで

済みます。現在、利用しているところは田舎だけに広く、入り

組んでおり、死角が多いです。症状が強い時は、それは迷宮の

ようなもので、死角に次ぐ死角に、確認に次ぐ確認が迫られます。

 

コンビニも町中では、歩いてすぐでした。頭がオーバーヒートを

起こす前に、買い物をして帰って来ることが可能な距離であった

と言えます。現在は距離があるので、買い物が終わった頃には

オーバーヒートを起こしており、帰り道はさんざん症状に苦しむ

ことになります。

 

先週からオンライン・カウンセリングが始まり、「記録表に記入し、

ファイルを添付しメールにて返信・・」といった、慣れない作業

も加わり、悪戦苦闘しています・・