強迫性障害、実家からの出発時は緊張、一時的な症状増強とその対策。

午後、実家から帰る際は、火の元確認、警報器確認と

”何か忘れていないか?”、確認にひどく神経質になり、

強迫症状が一気に強く出ます。その状況で、母が門まで

見送りをしてくれるのですが、母の対応をしつつ、確認に

思いを巡らせつつなので、頭はかなりオーバーヒートし、

その後、強い強迫状態に陥ります。

 

母はそのあたりの事情を理解するのが難しい上に、すぐ

忘れてしまうので、私が帰り際、確認にウロチョロ、

キョロキョロしていると、かなりいぶかし気に眺めています。

 

また、誰かに見られていると、確認に集中できないので、

母に見られていても同様で、なかなか確認が終わりません。

 

そこで、対策として、帰り際は、確認に母を巻き込むことに

しました。気になるところを一緒に見てもらいます。これは

強迫症としては、やってはいけない「家族の巻き込み」なの

ですが、この場合はやむを得ずとしています。

 

確認に母を巻き込むのですが、母は集中力が続かないので

”一緒に確認して安心”という状況には至りません。ただ、

”頭をオーバーヒートさせながら、普通に帰るふりをする”

ことに比べると、マシのように思います。

 

先日は、見送りの母が、あっさり家の中に引っ込んだので、

これ幸いと、家周囲の確認などしていたら、母が目ざとく

それを見つけ、もう一度見送り。母が引っ込んでから、

また家周囲の確認をしていたら、また見つかりと、数回

繰り返した挙句、母も機嫌を損ね、私の頭も混乱したまま

実家を後にすることとなりました。

 

やはり対策を踏襲して実家を出ないと、スムーズな出発は

難しいです・・