父からの電話「通帳がない!」

父から「通帳がない」という電話がたまにかかってきます。

1日何度も通帳を出して確認して、という作業をするので、

他の場所に置いてわからなくなったり、母が別の場所に

しまってしまったりと、原因はそんなところです。

 

「通帳がない!」が始まると、ひどいときは10分ごとに

電話がかかってきますが、昨日はそれほどではありません

でした。ただ、夜になって電話が再開すると、もっと対応

に困るので、夕方でしたが、急遽実家に帰りました。

 

状況は、通帳のうち1冊を別のところに置き、わからなくなった

ようで、残りの通帳と古い通帳を混ぜ、”何かおかしい”と不審

がっていました。

 

私が実家に帰り、別のところに置かれた通帳を探し出し、元に

戻しましたが、父はすでに頭が混乱しており、「これで、いつも

通り、大丈夫」と言っても納得しませんでした。ただ、ここから

先はどうしようもないので、しばらく同じ説明を繰り返し私は

実家を後にしました。

 

今回は電話がそれほど頻回ではなかったので、実家に帰らずに

様子を見るか迷いました。ただ、こういう時は、父の頭が一杯で、

夕方の配食サービスが届いても父が門を開けない場合があるので、

ひとまず介護スタッフの方に電話し、状況を伝え”父の頭が一杯

なので、配食を受け入れない可能性あり”との旨を伝えました。

結局、その後、私が実家に帰りましたが。

 

このところ、私の調子は悪いままで、夜の外出は控えています。

田舎だけに夜道は暗く、確認しても遠くは見えないので、引き返して

確認する等、強迫症状のタチが悪くなります。電話を受けたのが

夕方4時頃で、このところ5時も過ぎれば暗くなるので、実家に帰るか

否かの判断に、自分の頭の状況も加味します。

 

今回は結局、往復タクシーを使いました。片道5Kmほどですが、

けっこうな料金がかかります。私の頭の調子が理由なので、

一般的には受け入れられないでしょう。

 

常々、アパートにいても、夜の9時頃までは、なんとなく

父からの電話に備えていて、肩の力が抜けません。こういった

状態が、おそらく私の強迫を悪化させている一因とは思います

が、現時点で打開策はありません。強迫が改善すれば夜でも移動

できるので、遅い時間の対応にそれほど神経質になることはない

と思いますが、父からの電話や、遅い時間の対応に神経質になれば

なるほど、強迫は悪化してしまうので悪循環です。

 

今より私の調子が良かった頃は、夜の8時頃に電話を受け、実家に

帰り、11時過ぎにアパートに戻り、翌朝、普通に出勤、という

ことができていましたが、今年2月以来の不調が改善することなく

経過しています・・