リベンジは概ね失敗する強迫。

コインランドリーは歩いて5分程度のところにあります。

1回の洗濯で、乾燥含めて3往復します。

1,2往復目は、”また来るから”という心理が働くようで、

強迫は強く出ません。3往復目はこれで最後(しばらく

来ない)と思うせいか、帰り道は強迫が強く出て、

ボロボロです。

 

かなり落ち込んだ状態で帰宅し、少し休憩する間に

「なぜ、この程度の道のりがスムーズに移動できない」

と、自分に腹が立ってきて、もう一度、同じ道のりを

スムーズに帰って来たいという欲求が生まれます。

 

こんなとき、頭は既にオーバーヒートを起こしているので、

本人はリベンジのつもりでも、手痛いしっぺ返しを食らうのが

常です。と思いつつも、今日もついついリベンジに行きました。

やはり結果は惨敗。スムーズとは程遠い帰り道でした。

 

ますます落ち込み、こんなときは何をやってもうまくいきませんが、

ゴミ出しはしなければならなかったので、ゴミの中身も気になりつつ、

何度も確認しつつ、なんとかゴミ捨て場まで行きました。ゴミ捨て場

に誰もいないのは、視覚情報として捉えているはずですが、どこかに

誰かがいて、ゴミ入れボックスの開け閉めで、その誰かに当たって

しまうのではないかといった、そこはかとない不安が拭えません。

そもそも、その”誰かに当たる”という不安も定かではなく、とにかく

不安なので、不安の理由を無理やり作っている感じもします。

 

何度見ても、そこにゴミしかないという視覚情報が、どうにも頭に

届かず、全く安心できません。とはいえ、視覚情報と、わずかに

残っている頭の理性的な部分で、確認をやめ、作業を終えざるを

得ません。ここでこういった確認をせずに作業を終わらせるのが

行動療法ですが、オーバーヒートした頭には、かなりハードルが

高いです。

 

症状が強いことや、行動療法ができなかったことで、さらに落ち込み

は増します。しかし、多少は症状自体が軽くなってくれないと、どう

にも行動療法のハードルが高すぎます・・