強迫性障害では、なぜ商業施設が迷宮化するか?

駅構内もそうですが、大きな商業施設も、曲がり

角が多く、人が多く、私の頭が簡単にオーバーヒ

ートを起こします。

 

加害、確認強迫にあっては、曲がり角を曲がり、

死角ができると、そこに何か問題があるような強

迫観念に襲われます。まだ頭に余裕があるうち、

滞在時間が短いうちは、その強迫観念をスルーで

きますが、時間とともにスルーできなくなり、引

き返し確認を繰り返し、確認を繰り返すうち、症

状は徐々に悪化、最終的には動くのがなかなか難

しくなります。

 

なので、いつもであれば、症状が悪化しないうち

に買い物を終え、その場から立ち去るようにして

います。ただ、先日のイトーヨカードーはそうい

うわけにもいかず、徐々に悪化する症状に付き合

うことになりました。

 

頭が過緊張でオーバーヒートを起こしているので、

ミスもしがちです。イトーヨカドーでは百均ショッ

プで買い物をしたのですが、別のショップのレジに

行ってしまい、店員さんに注意されました(笑)

 

本屋にも行ったのですが、警官が3人くらい来てお

り(おそらく万引き通報)、”ここで挙動不審した

ら捕まる”と思うあまり動けなくなくなり、途中「

ネコシンさん、こっちこっち」と作業所のスタッフ

さんが呼んでくれるのですが、”簡単に言うな~~”

と心で叫びつつ(笑)、ジリジリと移動していまし

た。

 

一見しっかりして見える中年男性(私)の手を引っ

張るわけにもいかず、スタッフさんも扱いに困るで

しょうが、一般の方はもっと扱いに困ると思うので、

外出にはなかなか積極的になれません。