限られた両親見守りの時間、何をするか?

週4日ペースで通っていた実家ですが、現在、週2日

ペースです。夜暗くなると、ますます強迫症がひどく

なる私ですので、両親と過ごす時間は限られています。

 

実家に行くと、いろいろ気になります。ゴミ、洗濯、

食料・・etc、その中で私がすべきことは、ヘルパー

さんができないこと、私にしかできないことです。

 

実務的には、

①貴重品の確認。

②汚染物を洗濯機に入れられるレベルまで洗う。

③保温ジャーのお米の処理。

④鍋の中で腐っているもの、古い食材等を捨てる。

⑤庭木の確認。

このあたりを消化するだけで、制限時間になってしまいます。

 

①通帳(ダミー)、印鑑、財布、札入れ、ですが、

概ね、どれかは定位置にありません。それを探すのに、時間を

取られる場合があります。

 

②汚染物はどこに仕舞われているかわからないので、ヘルパー

さんに回収は難しく、また、洗濯機には入れられない状態に

あるので、それをヘルパーさんに洗っていただくのは申し訳

なく、私の仕事になります。

 

③母は保温ジャーに米が一杯入っていると安心します。

また、入っていなければ新たに炊いて腐らせてしまうので、

一杯になっているのが望ましいです。配食サービスを受けている

ので、原則、米は必要ではありません。使われない米が常に入って

いるので、底のほうは変色し、周囲はカチカチになっています。

底や周囲の米を廃棄し、上のほうに配食で余ったお米を足すことで、

常に比較的新しい米がジャーに一杯入っているように見えます。

この細工も、私が通う回数が減ったことで滞りがちになり、今後

どうなるかは経過を見るしかありません。

 

④台所の鍋の中など、食材が入ったまま時間が経過してしまうことが

多いです。腐っていたり、カビが生えていたりで、匂いやコバエの

原因になっています。冷蔵庫の中には賞味期限切れ、フタを開けたまま

で干からびたもの、カチカチで食べられないパンなどがあります。

ヘルパーさんは鍋の中を確認する等は難しく、また食材を捨てるとなる

と判断も難しいと思います。

 

⑤庭木は、隣家に伸びている、あまりにいい加減、電線に届いている、

道路標識を隠している、等の問題を処理します。原則、見た目は二の次

ですが、門周囲があまりに荒れていると、短く切ることもあります。

 

実務的なことをこなし、隙間時間は、できるだけ両親と話をします。

父は比較的普通のコミュニケーションが可能ですが、母は難しいです。

耳の近くで話すことでやや改善し、調子が良ければ、身のある話も

できます。円安で物価が上がるといった話も理解し、今後どうするか

の対策を話したりします。母としては、昔のように息子と話し、

アドバイスをしている気分になっていると思います。こういった刺激を

多くすれば、認知症の進行も遅くできるのではないか、と思います。

 

私が元気で近くにいて、思いついたことを全部したら、両親は現状を

維持できるのではないか、などと思います。

 

ヤクルト1000とミルミルがいいと聞けば、それを飲まし、便秘がちな

母には定期的に便秘薬を、風呂に入れ、髪を整え、清潔な服と下着を

着せ・・したほうがいいと思うことは、いろいろありますが、徐々に

悪化する自分の強迫症の前に、多くの制限があり、苦しいところです・・