グループホームの両親とZOOMでの面会が実現しました。

3月の入所以来、両親に面会に行けていま

せんでしたが、施設側から、ZOOMでの面

会という提案をいただき、このたび実現し

ました。

 

重度認知症の母は画面の前の私が息子だと

認識できませんでした。中等度認知症の父

は、テレビ電話というシステムに気を取ら

れてしまい「なんだ!この進歩した機械は

!」と言うばかりで、実のある話はできま

せんでした。

 

とはいえ、半年ぶりくらいに両親の顔を見

ることができ、近くにいるものとして、親

族に「両親の顔を見た」と報告することが

でき、ありがたいです。

 

心境としては複雑で、これまで保留にして

きた気の重い案件に着手したような、元気

そうな顔を見ることができて少し安心した

ような、直接会ったら母は私がわかるだろ

うか?といったところも気になるようなで、

ひとつのイベントを通過した安堵感はなか

なか湧きません。

 

やはり自分がやるべきことをしていない、と

いう思いがあるので、どうにも心苦しいのだ

と思います。

 

私の精神疾患が改善し、気楽に面会に行ける

状況が理想ですが、それがほど遠い現状も気

になります。

 

少なくとも、ZOOM面会の提案から実現まで

していただいた施設に感謝し、少なくとも一

歩前進したことを噛みしめ、今後も対応して

きたいと思います・・