強迫性障害に対する電話カウンセリング受けました。

強迫性障害に対する行動療法指導は、

結局、インターネットでカウンセラーを

探し、依頼しました。 

一般的なカウンセリングとちがい、

2時間の講義に近しく、けっこう疲れました。

 

行動療法は、多少のコツはあっても、

結果が出るか否かは本人次第です。

電話で指導を聞く間も「本当にこれを

再現できるか?」と自問しながらの2時間

でしたので、なんとも気の重いものでした。

 

かなり物腰の柔らかいカウンセラー

でしたので、気が重いことに違和感を

感じていましたが、内容によるものか、

カウンセラーとの相性に問題があるのか、

判断しかねました。

 

カウンセリングとはいえ、

自分の症状を的確に理解するありがたい

存在とのコミュニケーションなので、

もう少し気分の高揚があってもいいのでは?

というのも気になりました。

 

ひとまずは、少なくともプラスの方向に

進んでいると頭で理解し、作業を進める

しかありません。

 

講義内容をまとめ、熟読し、自分に刷り込み、

実生活の中で、また様々なシチュエーションの中で、

講義内容の適切な箇所が、スムーズに湧いてくるように

していおかないと、実践は困難と思います。

 

以前、カウンセリングを受けたことはありますが、

やはり講義形式のもので、当時うつ症状が

強かったこともあり、2時間は本当に苦しいもの

でした。結果的に得るものはなかったので尚更です。

 

いろいろなものに「どうせダメなのでは?」という

思いがよぎるのは、長く精神疾患を罹患している

ものとして避けられない思いだと思いますが、今回の

カウンセラーのアドバイスのひとつに、

「私の指導内容を愚直に信じたら、うまくいきます」

との言があり、思わず「それは難しい」と思ってしまい

ました。

 

個別指導とはいえ、個々の症状すべてをフォローする

というのはやはり困難で、質問をしても強迫一般の

解説に留まることも、多々ありました。

 

ちなみに、私の強迫症状悪化のきっかけのひとつに

なったのは「自転車の後輪に歩行者を引っかけた

のではないか?」という強迫観念でした。

カウンセリング中「どうにも自転車の後輪が気

になるのですが・・」と深堀りしてみましたが、

”自転車で人に接触したら絶対気付く”という

強迫一般の鉄則の枠組みに組入れられてしまい、

これといって新たな見解は得られませんでした。

 

また、私は外を普通に歩くのが困難で、確認しながら

直線、直角的に歩きます。周囲に人がいなくても

それが習慣化しており、これをどのあたりから修正を

加えていけば良いかわからなかったのですが、そのあたり

についても「徐々に緩める感じで」とのアドバイス

に留まりました。

 

とはいえ、課題をたくさん与えられた状況なので、

そこにこだわっている場合ではありません。

 

終わったあと、ホッとするカウンセリングの

必要性も感じますが、我ながら贅沢な話かと

思います・・