両親は、私が実家にいると必ず「結婚相手は決まった?」
と聞きます。毎回です。その後しばらくは結婚の話が続き
ます。もちろん私にとっては苦痛です。ただ、質問が批判的
ではないので毎回でも耐えることができます。
今日は、何の加減か「(結婚もせずに)何をやってるんだ!」
という完全な批判で、帰らざるを得ませんでした。
以前は、完全な批判だった上に、父の記憶も定かだったので
実家に行っても、すぐ追い出されたり、しばらく実家に行かない
ほうがよい状況も多々ありました。「病気自慢のできそこない」
「結婚もせずに、生きてる意味がわからん」等、批判も辛辣でした。
父の認知症の悪化とともに、徐々に批判の色合いが薄まり、
このところは、毎回とはいえ「いい相手を見つけないと・・」
といった世間話の一環と化していました。
父はもともと常識に欠けるところがあり、以前から
状況の理解はできていませんでしたが、認知症が加わり
ますますそれが困難になっています。
現在の私の年齢(中年)、病気(神経症)、収入なし(無職)、
家族(両親要介護)といった状況が、ほぼ結婚できないもの
であるということが、父はどうしても理解できません。
神経症に関しては、以前から、批判しかなかったので、
その話は随分前から、私がしなくなりました。
今後もごまかしていくしかありませんが、どうにも気が重いです・・