神経症に対する食事はこれまで、うつやパニックは高タンパク食、
強迫だけはバランス良く、が有力でしたが、そこを覆すには内科
の先生の意見では心もとないところでした。
内科の先生が書いた本なら、強迫症は置き去りにされていること
も充分考えられますが、藤川先生は精神科だけに、その可能性は
低いように思います。なので、少なくとも現場の感触として、うつ、
強迫問わず効果があるということだと思います。
ちなみに手元にある藤川先生の本では、症例が多く出てくるのですが、
強迫症の症例は1例だけでした。最初は「やはり、強迫症は置き去り
なのでは・・」と懸念しておりましたが、you tube等も観るうち、
少なくとも藤川先生は、強迫症にも効果があると思ってらっしゃる
ように見えました。
藤川先生はアンチエイジングの本も書いてらっしゃるのですが、
困ったことに藤川先生は年齢より老けて見えます。どういう理屈
であろうと考えておりましたが、you tubeのコメント欄に同様の
感想を持った方がおりまして、その方の解説によりますと、
①糖質制限は老ける。
②糖質といってもお菓子とお米は全く別物。お米まで制限し過ぎた
のではないか。
といった主旨のことを書かれていました。
そのコメントされた方が、栄養療法において藤川先生の知識を上回
るとは考えにくいですが、実際に藤川先生が老けているように見え
るので、なかなか解釈が難しいところです。見た目は重要ではあり
ませんが、やはり血管年齢と相関するところはあると思われ、関係
ないとは言えないように思います・・