鉄とタンパクで強迫症は治るか?⑤

神経症に対する食事はこれまで、うつやパニックは高タンパク食、

強迫だけはバランス良く、が有力でしたが、そこを覆すには内科

の先生の意見では心もとないところでした。

 

内科の先生が書いた本なら、強迫症は置き去りにされていること

も充分考えられますが、藤川先生は精神科だけに、その可能性は

低いように思います。なので、少なくとも現場の感触として、うつ、

強迫問わず効果があるということだと思います。

 

ちなみに手元にある藤川先生の本では、症例が多く出てくるのですが、

強迫症の症例は1例だけでした。最初は「やはり、強迫症は置き去り

なのでは・・」と懸念しておりましたが、you tube等も観るうち、

少なくとも藤川先生は、強迫症にも効果があると思ってらっしゃる

ように見えました。

 

藤川先生はアンチエイジングの本も書いてらっしゃるのですが、

困ったことに藤川先生は年齢より老けて見えます。どういう理屈

であろうと考えておりましたが、you tubeのコメント欄に同様の

感想を持った方がおりまして、その方の解説によりますと、

糖質制限は老ける。

②糖質といってもお菓子とお米は全く別物。お米まで制限し過ぎた

のではないか。

といった主旨のことを書かれていました。

 

そのコメントされた方が、栄養療法において藤川先生の知識を上回

るとは考えにくいですが、実際に藤川先生が老けているように見え

るので、なかなか解釈が難しいところです。見た目は重要ではあり

ませんが、やはり血管年齢と相関するところはあると思われ、関係

ないとは言えないように思います・・