強迫性障害。確認が一切無くなる、最強の条件付け。

どこに行くにも往復があるわけですが、私の場合

往路はほぼ確認無しで、強迫症状も出ることなく

行くことができます。なぜなら「どうせ、この道

をすぐ通る(引き返す)から」と思うからです。

これが最強の条件付けです。なので、他に応用は

利きません。

 

心療内科に行くとなると、心療内科で1時間くら

いはかかるわけですが、それでもこの条件付けが

可能です。理屈的には、もし往路で気付かないう

ちに誰かにぶつかり倒してしまっていた場合、1

時間経ってからそこを通り対応したとしても、遅

すぎるわけですが、そこは理屈通りではありませ

ん。

 

これが、朝出発して夕方戻る、といった場合、こ

の条件付けは使えません。間に時間があり過ぎて、

「あとですぐ通る」に該当しないからです。

 

往路を確認無しで行き、復路で気になっていたと

ころを確認する、ということもありません。復路

は復路で新たな確認をするだけです。

 

常々、私が気になって確認に戻る際も、気になっ

てから随分時間が経っています。対応を必要とす

る問題が起こっていたとすれば、遅すぎです。遅

すぎだとわかっていても確認に戻らないと気が済

まないし、戻って確認すれば落ち着きます。理屈

に合わないので、我ながら症状の一環だとわかり

ます。症状の一環であれば無視すべきところです

が、それがなかなか難しいです。

 

最強の条件付けではありますが、往路と復路が同

じであること、目的地での滞在時間が数時間以内

であることが必要です。

 

最強の条件付けでありながら、あまり役には立ち

ませんが、この往路で可能な限り曝露をすること

が、良い練習になると思います。私の場合は、確

認しない練習、横揺れしながら歩く練習など、復

路では難しい練習ができます。まずは往路から、

徐々に練習の幅を広げていければと思います・・