強迫性障害の条件付け。強迫観念をスルーできるときはスルー、できないときは声かけするがベター。

このところ、確認が止まらなくなったとき、

「何も問題が見出せない、だからどうしよう

もない」と自分に声かけし、その状況から抜

け出しています。

 

では、確認せずにスルーできそうな状況であ

っても「何も問題が見出せない・・」と声か

けし、その場を離れる練習をすることで、”そ

の声かけをすれば、抜け出せる”という条件付

けができるのではないか?と考えていました。

 

また、スルーできそうな状況であれば、声か

けもせずに、そのままスルーしたほうが、”気

になってもスルーする”という条件付けになる

のでは?とも考えていました。

 

どちらがベターか思い出しては迷っていまし

たが、先日カウンセラーさんに聞いたところ、

”スルーできるなら、声かけせずにスルーした

ほうが良い”とのアドバイスをいただき、今後

自分への声かけはスルーが難しい場合のみにす

ることにしました。

 

人間は高等な動物ですが、条件反射からは解

放されていません。くだらないと思われる条

件付けが意外と大きな影響をもたらす場合が

あります。条件反射は簡単に理屈を越えてし

まいます。

 

はたして迷彩服を着て、ジャングルだと思っ

て町を歩くとか、NASATシャツを着て自分は

宇宙飛行士だと思って、科学的に対処しよう

とするとか、それらが有意な条件付けを生む

か否かは定かではありませんが、それほど苦

痛ではないので、やってみようと思います。

 

条件付けにならないまでも、強迫でテンパっ

ているときに迷彩服やNASAワッペンを見る

ことで、我に返ったり、気持ちを後押しして

くれるのであれば、利用してみれば良いと思

います。

 

すでに罹患して15年は経ちますが、試行錯誤が

続きます・・