頭が強迫的になってしまうと、確認しても
安心は得られません。それでも安心を得よ
うと余計なところまで確認してしまいます。
マンションから出るときの壁や、自動ドア
の確認がそれです。基本的には誰もいない
ことの、もしくは自分が倒してしまった人
がいるか否かの確認です。自分が倒してし
まった人や、ケガをさせた人が壁に貼り付
いているわけがありません。自動ドアに誰
か挟んだとしても挟まれた人が宙に浮いて
いるわけがありません。
つまり壁や自動ドアを確認するのは余計で、
床を確認し、人がいないこと、何も問題が
ないことを確認したら充分です。
マンションから出る際、最後の空間は四方
を囲まれた閉鎖空間です。確認するのは床
だけで良いはずですが、壁や自動ドアも確
認してしまいます。鉄則である「2回ルール
」を守ったとしても、四方の壁、床をそれ
ぞれ2回見たら、計10回見ることになります。
床だけに限定したら2回で済みます。理屈で
はわかりますが・・明日は実践できるだろ
うか・・
①人が壁に貼りついているわけがない。
②自動ドアに挟まれた人が宙づりになって
いるわけがない。
③床を見たら充分だ。
と、もう一度自分に言い聞かせ、明日に期
待したいと思います。
あとは、床を2回確認してスムーズにマンショ
ンを出ていくイメージトレーニングをしつつ、
明日を迎えたいと思います。