私の頭をおかしくしたであろう原因、幼少期。父のシゴキ。

鬱や強迫性障害の原因を考えても

あまり意味はないと思います。取

り除くことが可能な原因なら、す

でに取り除いているし、強迫性障

害に至っては、原因はきっかけに

過ぎず、症状は一人歩きします。

 

ただ原因になりそうな幼少期のエ

ピソードを思い出すことはありま

す。父のシゴきです。

 

父はいつも忙しかったので、小学

生の私がどんな勉強をしているか

等、把握してません。にもかかわ

らず教えようとするので、内容的

に適切ではなかったと思います。

 

4年生に6年生の問題集をさせる、

4年生ではあるものの難解問題集の

ようなものをさせる、など、私の頭

では手も足も出ない課題をしばしば

させれました。体積の出し方を知ら

ない人に体積の問題をさせるので、

できないのは当たり前です。

 

で、私は父の前で2時間正座すること

になります。10分ごとに「どこま

で考えた?」と聞いてきます。もち

ろん、さっぱりわかりません。地獄

ような責め苦でした。

 

もはや問題を解こうなどということ

は考えておらず、どうやって誤魔化

そうか、どうやって2時間我慢するか

といったことばかり考えています。

 

2時間経って父が、その問題の解説し

たか、もはや覚えていませんが、お

そらく解説はなかったと思います。

父は考えることに意義があると考え

ており、2時間私が真っ青になって

いれば、それでよかったのだと思い

ます。

 

もちろん勉強は大嫌いになりました。

また「考えることに意義がある」と

いう勉強法は甚だ疑問に思っていま

すし、大嫌いです(笑)。

 

中学1年頃には、私が様々不調を訴え

始め、病院に行くようになりました。

自律神経失調症と言われたのもその頃

です。平たく言えばノイローゼだと思

います。

 

中学を卒業した頃から、父のシゴきも

収まりましたが、高校では燃え尽き症

候群を起こし、ガタガタと成績も落ち

ていきました。

 

父のシゴきの良し悪しはわかりません。

ただ、経過的には不明、結果的には失

敗でした。中年になった今考えても父

の方針は間違っていたと思います。も

し私に子供がいたら、そんなことは絶

対にさせないでしょう。

 

今でもたまに思い出し、ムッとしてい

ます・・(笑)