母は転倒骨折、父は動転し施設宿泊、私は・・

11月末に母が転倒骨折しました。高齢者にありがちな

大腿骨頸部骨折でした。先週末、無事手術(人工骨頭置換術)

を終えています。

 

父は施設職員の機転で、自宅に一人でいたら危険と判断、

急遽、施設で過ごすこととなりました。そこは小規模多機能

施設の非常にありがたいところです。

 

母の入院は2か月程度の予定。手術を無事終えたら、あとは

リハビリで機能改善を図ります。ただ、母は重度の認知症

であるため、リハビリのプログラムを踏襲できるか定かでは

ありません。主治医からは、自宅復帰は困難との説明を受けて

います。

 

精神機能に問題がなければ、歩行機能が低下したとしても、

原則、自宅復帰は可能です。手すりを付ける等、自宅の

リフォーム、ヘルパーの介入など、様々な方法があります。

物理的な問題は解決しやすいと言えるでしょう。

 

母の場合、歩行機能がどの程度回復するかは不明ある上に、

入院等環境の変化で精神機能は大幅に低下することが想定

されます。

 

主治医は比較的ハッキリと、自宅復帰困難としていますが、

ケースワーカーさんは自宅復帰も選択肢に考えている等、

流動的な部分もあります。

 

退院後は、母の身体機能、精神機能、父の状態も含め検討し、

特別養護老人ホームグループホーム、つなぎとして

老人保健施設等の選定をしていくことになります。

 

施設入所の大きなキッカケとなりそうな今回の骨折ですが、

歩行機能が低下することで施設の選択肢が狭くなるかもしれません。

逆に、これまでのように施設を抜け出してしまうリスクは低くなり、

その点に関しては吉と出るか凶と出るかわかりません。

 

2カ月後の母の状態はわかりません。転倒を繰り返し、安静、

再手術等を繰り返し、寝たきりに至るかもしれません。

 

今、私にできることは、自分の頭を可能な限り改善させ、多くの

場合に対し、対応できるようにしておくことです。とはいえ、すで

にかなり疲れています。手術は終わったものの、洗濯物を取りに行く、

リハビリ用の靴を届ける、届けた靴のサイズ交換・・と、病院通いは

続いています。夜は「お母さんが尻もちをつきました」等の電話連絡

ある等、この調子が続けば、私が持たない予感がしつつあります・・