強迫症に有効な口癖?・・心理学かスピリチュアルか?

「どんな奇跡が起こって、私の願望は叶ってしまうんだろう?」

を口癖にしてみます(3か月くらいの予定で)。

 

私と同じく強迫症の友人からお勧めのyou tube動画があり、

タイトルはスピリチュアル、肩書は心理カウンセラーで、

内容は、どちら寄りかわかりませんでした。

(おそらくスピリチュアルだと思います)

 

学生時代、心理学の単位を取ったとはいえ(笑)、心理学

を系統立って学んだことはないので、スピリチュアルと心理

学の正確な線引きはできません。

(心理学の授業の内容はまったく覚えていません)

 

上記動画は、スピリチュアルな内容に心理学が切り込んで

いるのか?そもそもスピリチュアルな人が心理カウンセラー

と名乗っているだけなのか?わかりませんでした。

 

内容的には、潜在意識の持ち方で願望をいかに実現するか

というお話で、特に目新しいものではありません。

 

どんなに顕在意識で願っていても、潜在意識で「まあ、無理

だろう」と思っていたら、願いは叶いにくいでしょう。

とはいえ、潜在意識はコントロールできないので、多くの人が

内在的な自己矛盾でうまくいきません。

 

そこで動画の心理カウンセラーさんは、

「どんな奇跡が起こって、私の願望は叶ってしまうんだろう?」

を口癖にしてくだい、と言います。私はひとまず口癖にしよう

と思います(笑)。紙に書いて壁にも貼りました。

 

ただ、なぜその口癖が潜在意識に起こる否定や諦めを打ち消す

のか?ピンと来ません。説明可能な理屈はあるはずです。でも

動画ではそこまで触れていませんでした。

 

ただピンと来ようが来まいが、それが先人の知恵ならば、実践

してみる価値はあるでしょう。それが東洋の神秘とも言えます。

起こりえない現象が、尚も起こることを神秘という・・という

ほど大層なものではなく、理屈はわからないまでも、ちょっと

したコツというのは存在すると思います。

 

自分の願望の設定するルールについては、個人的に・・
①世の中に、それを実現した人が実際にいること。
②その人は今の自分のレベルからそこに至っていること。
この2つは必要ではないかと思います。
よって・・
①「超能力者になりたい」は超能力者が実際にいるわけではない

のでダメ。
②「強迫症を治したい」は実際に治った人がいる、また今の自分

のレベルから治った人も多くいると思うのでOK。

・・ということではないかと思います。

 

懸念されるのは、森田療法の「治ることに執着したらダメ」という

ところですが、ワクワクするような心持で「治ったらいいな~」と
思う分には大丈夫ではないかと思っています。

というわけでコツとして・・
①ワクワクしながら「治ったらいいな~」と思う。
②「どんな奇跡が起こって、私の願望は叶ってしまう
んだろう?」を口癖にする。

・・となります。

 

話は少しそれますが・・

心理学とスピリチュアルの線引きが難しくなる原因のひとつは、

超心理学という分野があることではないかと勝手に思っています。

サイコロを何百回と振って、統計的処理をし、念力の存在について

研究するといった分野であったと思います。デューク大学のライン

教授がそういった研究を始め、超心理学という分野を開拓した・・

とかなんとか。

 

ただ、現在、学校で学ぶような心理学とは名前がカブっているだけで、

ほとんどちがうものであったような記憶です。

 

心理学をしっかり学んだ方が、私の観た動画を観て「完全スピリチュアル

で根拠なし」と言えば、私はあっさり手を引いてしまうと思いますが、

我々強迫症者は、常に我慢以外の方法に飢えています・・