強迫症にイメージ力は通用するか?

高齢者が乗る大きな3輪の自転車を眺めていたら、

「こんな大きなものを平気で動かしてるしな~」

(周りのものに当たることを気にせずに)と思い、

ふと自分が自転車に乗っているイメージで歩いてみることを

思いつきました。

 

そして苦手なところを通る時は、その自転車のイメージを

引っ込めてみます。すると自分が随分小さくなった感じが

してスイスイ歩けるのではないか?

 

また自転車のイメージを引っ込めると同時に、自分の身体の

イメージをしっかり持つようにしたら良いのでは・・

 

昔から「気をしっかり持て」と言いますが、強迫症者にとって

は、心理的な意味と同時に、自分の身体イメージをしっかり持つ、

ということではなかろうか・・と。

 

「気をしっかり持て」ということで、やや緊張感を持って歩く

と同時に、身体イメージをしっかり持てば、「気付かないうちに

ぶつかって誰かを倒した」などという強迫観念は浮かびそうに

ないと思うのですが・・

 

しばらくイメージ歩行に挑戦してみようかと・・

 

イメージ力については・・

昔、イメージ記憶法というものがありまして、数字と絡めて

物品を覚えるというものでしたが、確かに70個でも80個

でも覚えられました。55番は?と聞かれてもすぐに答え

られたと思います。それが周囲の友人がそれほどできなかった

ことから、もしかすると自分のイメージ力は強いのかもしれない、

と思った記憶があります。ただ、友人はやる気でやっていなかった

可能性があるので、なんとも言えません。

 

イメージ力が強いという前提で、自転車に乗るイメージで歩くのが

効果があるという前提で始めるという、極めて足元定かでない挑戦です・・