強迫性障害のカウンセリング。9月6日のトピックス。

実家を片付けに行くとなると、2~3日前

から緊張する感じがします。朝散歩をし

始めて長いですが、いまだに外出はスト

レスです。

強迫症状を家に持ち帰って苦しい思い

をするのではないか?

②何かミスをして、これまで頑張ってき

たものが台無しになるのではないか?

こういった不安が常に頭をよぎります。

 

ただいつもより強い負荷をかけることで、

早朝散歩や4コマ漫画を描く生活が如何に

楽か、ということがわかるので、実家の片

付けも日々の生活を見つめ直す意味で、必

要な負荷だと思います。あまり構え過ぎず、

「試み」のつもりで臨めると良いかもしれ

ません。

 

早朝散歩などは、徐々に確認が減ってきて

いますが、はたして行動療法の効果が出て

いるのか、それとも強迫症状が出ない歩き

方を確立しているだけなのか、自分ではわ

かりません。少なくとも、余裕がある限り

強迫が出る歩き方にもチャレンジしていか

ないといけないと思います。

現在、私が外を歩くときは、概ね直線と直

角で移動します。斜め前に行きたいと思っ

ても、そのまま斜めに進むことはあまりあ

りません。そういったところを今後崩して

いく努力をしなければならないと思います。

 

外を歩くときは、概ね強迫症状を中心にど

うすべきか動いています。今後は、強迫ば

かりでなく時間、最短距離を意識するとい

うことも取り入れていきたいと思います。

調子が悪い時は、強迫以外の要素を取り入

れる余裕はありませんが、余裕がある限り

「予定の時間までに目的地に着く」「最短

距離で目的地に着く」といった要素も入れ

ていきます。散歩においては早朝ばかりで

なく、「日中も行ってみる」という要素も

必要でしょう。

 

どんなに怖々歩いていても、具体的に気に

なるところがなければ、あとで気になるこ

とはあまりありません。逆に心地良く歩い

ていても気になるところが具体的な場合は、

あとあとまで気になる場合が多いです。

 

「カメラメガネを使う代わりに普通に行動

する」という練習を今もしています。その

際の注意点は、カメラメガネを安心材料と

して捉えないことです。「最悪の場合、あ

とで映像確認できる」とは、どうしても思

ってしまいますが、少なくとも「カメラが

あるから大丈夫」といった心持ちは避ける

ことです。

イメージの中で行動療法をしても、実際に

行動療法をするのと同様の効果があると言

われています。できれば臨場感があり、確

認を省略すると、強迫症状が出るくらいリ

アルにイメージできたら良いと思います。