「強迫症を治す」を読み、両親の介護はやはり無理であったか・・と思い返す。

強迫性障害を治すには、強迫行為を我慢でき

そうにない不安には臨まないのがベストです。

「このくらいなら我慢できるのではないか」

という不安に対し、強迫行為を我慢し、条件

反射を弱めていきます。

 

平たく言えば「勝てない勝負はしない」とい

うことです。

 

介護をしていると、そんなことを言っている

余裕はなく、強迫行為をしようがしまいが、

目的を達成しなければならず、そうなるとほ

ぼ強迫行為はしてしまいます。

 

実家で過ごすだけで、母からの何十回と同じ

質問、父からの理不尽な批判などを受け、頭

に余裕を失っています。その状況にして、実

家から帰る際は、鍵、火の元、等を確認し、

尚且つ帰ることを不思議がる母の対応をしな

がら、実家を後にしなければなりません。そ

のころには脳はかなりオーバーヒートを起こ

し、強迫行為を繰り返すようになっています。

最終的にアパート最寄り駅に着いた頃には、

駅構内から外に出ることさえ困難になってお

り、辛うじて出たとしても、その後10分の

道のりは、10m進むごとに振り返るようなひ

どい確認をし、30~40分かけて帰っていまし

た。

 

介護は勝てない勝負でした。

つまり強迫行為を繰り返すばかりだったので、

悪化して当然です。

 

悪化はやむを得ずとして、今後は、如何に回

復させるかを考えるしかありません。実家に

通わなくなって1年程経ちますが、大きな改善

は認めません。ただ、条件反射が緩くなって

いる感触はあります。

 

今後は、強迫行為が我慢できそうな不安にのみ

臨むのが理想です。

 

ひとまず確定申告は、不確定要素が多すぎて全

体像が掴めないので避けたほうが無難だと思い

ます。現時点で思いついたのは、訪問の看護師

さんがお世話になっている税理士さんを紹介し

てもらうことです。

確定申告の代行をお願いすると、3~5万円かかる

と聞いたことがあります。その額であれば、いっ

そ税理士さんにお願いしてしまって肩の荷を下ろ

したほうが良さそうです。

 

国税庁が出した「確定申告における感染対策及び

入場整理券に関するFAQ」は22ページに及びます。

それを読んで理解し、看護師さんと予定を合わせ、

LINEで予約を取り、確定申告の会場に出向く・・

という作業は、けっこうハードルが高いように感

じました。

 

確定申告の会場に行き、もし必要書類が足りてい

なければ、おそらくもう一度行かなければならな

いでしょう。その点、税理士さんであれば、そこ

に書類を届けるだけで良いので、随分と気が楽で

す。