強迫性障害の食事。20年前の通説と、栄養療法。

20年程の前の本を読みますと、強迫性

障害の食事としては炭水化物中心、お菓

子もよかったりする・・といった記述が

あり、他の精神疾患にありがちな高タン

パク食とは一線を画していました。

 

そこにはセロトニン等の作用機序といっ

た解説がなされていましたが・・

もしや糖質を大量に摂って、テンション

を上げ、強迫観念に抗う、という方法だ

ったのではないかと邪推しています。

 

根治には遠くなりますが、強迫観念に抗

う行動療法にはテンションの高さが必要

です。いっそ躁状態なら良いのではない

か、と言われるくらいです。

 

なので、糖質でテンションを上げ続け、

テンションを上げ続けることによって行

動療法を進め、治癒に至らしめる・・と

いうのも不可能ではないかもしれません。

 

とはいえ、長期的に見れば、栄養療法に

は逆行しているので、短期的に行動療法

によって改善が期待できる場合のみお勧

めされる方法ではないかと思います。

 

私のように慢性化してしまうと、短期で

の改善はもはやあり得ないので、根治を

目指した糖質制限、高タンパク食のほう

が良いと思います。

 

このところ、薬が変わり食事が摂れなく

なくなり、やむを得ず玄米、漬物、納豆

などを食べました。すると、外出意欲が

湧いてきた感じがします。確かに魅力的

ですが、糖質による一時的なテンション

アップでしょう。

 

この糖質スパイクを繰り返すことにより、

加齢を助長し、疾患の治癒を遅らせる原

因にもなると思うので、やはり継続は控

えたほうが良いでしょう。

 

食欲が安定し次第、元の糖質制限、高タ

ンパク食に戻したいと思います。

 

ちなみに・・

私が白米は食べないが、カレーや丼物な

ど味が付いているお米は食べるというこ

とで、作業所厨房の職員さんが、ややお

もしろがって味付きのお米がメニューに

増えている気がします(笑)。

 

気遣いは非常にありがいたいのですが

(笑)白米が嫌いだから食べないのでは

なく、糖質制限なので、カレーや丼物を

がっつり食べていては意味がありません。

 

そんな職員さんの優しさによる糖質制限

の緩み対策に、朝や夜はさらに強い糖質

制限を要することになります・・

 

とはいえ、できる範囲で続けていく、そ

れが良いのかもしれません・・

血液検査の結果、コロステロールと中性脂肪が高い・・

高たんぱく食とサプリメントの使用

で検査データが大きく乱れることを

恐れていましたが・・

 

肝臓の数値は、やや低いくらいでし

た・・ひとまず、ここ1年してきた栄

養療法が大きくまちがってはいなかっ

たであろうと、少しホッとしました。

 

ナイアシンは肝障害を起こす可能性

があり、本来血液検査前に1週間ほど

ナイアシンを抜き、本来の肝機能の

数値を確認するのが定石ですが、血

液検査をいつするかわからないので、

それはできませんでした。

 

少なくとも肝臓の数値が高値でない

ことから、ひとまずナイアシンは継

続しても良いと思います。

 

その他のサプリメントについては判

断基準がないのでわかりませんが、

検査データがほぼ標準値であること

から、ひとまず他のサプリメント

継続する方針です。

 

さて、コレステロール中性脂肪

すが、薬を処方されるレベルではな

いので、基本的には大丈夫だと思い

ます。ただ高たんぱく食、野菜不足

が影響している可能性はあるので、

野菜を積極的に摂ること、また有酸

素運動を心掛けたほうが良いでしょう。

 

現在、野菜といえば作業所で食べる

ものと、糖質オフの野菜ジュースく

らいです。コンビニの千切り野菜を

再開する、また青汁を再開するなど

検討してみたいと思います。

 

有酸素運動については、外出困難で

あるため、部屋でできるものになり

ます。エルゴメーターの購入は相変

わらず迷いますが、ひとまずボクシ

ング・エクササイズを始めました。

 

帽子にゴムひもを付け、その先にボ

ールを付け、そのボールを打つこと

によって、ボールがランダムに襲って

来ます。主に動体視力や反射神経のト

レーニングですが、有酸素運動の一助

にはなるでしょう。問題はおもしろく

ないことです。

 

理想はやはりゲーム性のあるスポーツ

ですが、屋外であること、相手がいな

いことなどで、実施は困難です。

 

作業所で、常に軽い肉体労働をしてい

るので、原則重度の運動不足になるこ

とはないと思います。加えて、動かない

とはいえ気功も1~2時間しています。な

のでボクシング・エクササイズを加える

くらいで良いと思います。

新しいクリニックに行ってきました。

ひとまずの目的であった、

マンネリズムの解消

障害年金の相談

は、さっそく解決できたと思います。

 

障害年金については、申請する方

向で進めます、という主治医の言が

ありました。やはり強迫性障害では

障害年金はもらえないので、鬱症状

を中心に申請する旨、また罹患から

30年となると、資料集めが大変なの

で、社会保険保険労務士の手助けを

提案されるなど、話は具体的でした。

 

結論的にどうなるかはわかりません

が、恐れていた「障害年金の話をし

たらムッとされる」といったことは

ありませんでした。

 

①主治医の診察は短く、その人柄に

ついてはわかりませんでしたが、少

なくとも悪い印象はないので、継続

して通院しようと思います。これで

マンネリズムの解消もできました。

 

診察は短くても臨床心理士さんがい

らっしゃるので、ゆっくりお話がで

きます。

 

採血を比較的頻回に行うとのことで、

多くのサプリメントを飲んでいる私

としてはありがたいです。さっそく

ナイアシンあたりから増量を検討し

ています。

 

元大手精神科病院の副院長であった

主治医は、マッチョなイケメンで、

腕まわりは私の3倍はあると思います。

今どきの長髪にがっつりワックス使っ

ている感じ。白衣を着ずにTシャツ、

スウェットです。そのTシャツの袖か

らモリモリの筋肉が伺えます。女性で

あれば頼りがいを感じるのではないで

しょうか・・

 

採血をしてくれた看護師さんは着ぐる

みのようで、歩くとペタシペタシと擬

音語が聞こえてきそうな感じでした。

ただ、採血のときにしか会わないので、

たまにしか会わないでしょう。

 

臨床心理士さんはおだやかそうな青年

でした。

 

付き添いに訪問の看護師さんが来てく

れていました。心理士さんが「イライ

ラしたり、カッとすることはありませ

んか?」と聞いた時、看護師さんが「

ありません」と即答してくれたので、

看護師さんの評価としても私はおだや

か、冷静ということで、少し安心しま

した。悪く言えば暗いということだ思

いますが・・

 

長らくの懸念が解決し、肩の荷が下り

て、ぐっすり眠れるかと思いましたが、

興奮冷めやらずで、昨夜はあまり眠れ

ませんでした。

 

ありがとう、マッチョ・ドクター・・

明日は新しいクリニックで診察なので頭を整理します・・

主治医を変える主旨は・・

マンネリズムの解消

障害年金の相談

といったところです。

 

明日は自分の状況をうまく説明でき

ないといけないので、頭を整理して

おこうと思います・・

 

主治医に「マンネリズムの解消」と

は言えないので、3年間「大きな変化

はありません」と言い続けるのもし

んどくなってきた等の理由を挙げよ

うと思います。

 

このところ忘れがちな鬱症状ですが、

作業所が休みの日に、何も手が付か

ない感じがするのは、鬱の影響かも

しれません。

 

有益なことをしないと気が済まない

のに、何も手につかないので、徐々

に追い詰められていく感じがします。

映画でも観ようと思いますが、集中

力がもたず、内容が頭に入ってきま

せん。

 

作業所の疲れが休日に出ているのか

もしれませんが、作業所のある日の

ほうが精神的に安定しているので、

作業所の利用日を減らすというのは、

避けたい選択です。

 

障害年金の相談もポイントではあり

ますが、強迫が治ってしまえば、必

要なくなるので、症状の改善の可能

性も探らなくてはいけません。前医

にはなかった解決策がある、とは思

えませんが、そこは白紙で臨んだほ

うが良いでしょう。

 

障害年金については、本来もらえる

ものであればほしいですし、本来も

らえないものであれば、無理しても

らうつもりはありません。

 

患者さんによっては、社会保険労務

士、司法書士、弁護士など介入して、

やや強引にもらう場合もありますが、

そこまでするつもりはありません。

 

ただ「いざとなったら生活保護」と

いうのは、あまり安心材料にはなら

ないので、できれば早めに手は打っ

ておきたいと思います。

 

また障害年金については、私の知る

限り、医師のさじ加減なので、もら

えるか否かは主治医次第だと思いま

す。

 

私の知り合いは、弁護士が介入した

ことで、障害年金をもらえるように

なり、また別の知り合いは、主治医

がロクなことを言わないのでスマホ

で診察を録音、家族がそれを持って

主治医のところに行き「おかしいで

すよね」と問い詰めところ、障害年

金がもらえるようになったりと、少

なくとも普遍的な基準があるもので

はない、ということがわかります。

 

強迫については、常々文章化してい

るので、頭の中で整理されているこ

とを期待しますが、

①外出困難であること。

②3年程改善を認めないこと。

③B型作業所からA型にレベルアップ

する自信は現時点でまったくないこ

と。

④強迫観念に対する耐性の持久力が

極めて低く、すぐに耐性が枯渇する

ので、ゴミ捨て、買い物等の雑用が

なかなか前に進まず、どうしても進

めたい場合は、合間に睡眠を挟むよ

うにしていること。

・・といったところでしょうか。

 

大事なのは医師の質問に的確に答え

ることなので、自分が言いたいこと

を準備するのとはちがいます。頭を

整理して、的確に現状を伝えられる

よう、明日は頑張りたいと思います・・

強迫性障害。カウンセリングでテンション下がる・・

作業所に通うようになって、カウンセ

リングを定期的に受けることがなくな

りました。このところは、作業所が休

みの日にカウンセラーさんに空きがあ

れば、受けるようにしています。

 

本日のトピックスは、

①どのように作業をすれば強迫は改善

するか?

催眠療法で強迫は改善するか?

といったところですが、結論的に・・

①どのような心持ちで作業をするか?

というより作業療法中に生じる強迫

(不安)要素を如何に無視するか?と

いうのがポイントとなり、作業そのも

のの効果というより、作業の中に如何

に行動療法を持ち込むか?が問われる

ようです。作業そのものに強迫の改善

は期待できない、ということであり、

結局は行動療法、つまり我慢しかない、

と言われているようで、テンションが

下がってしまいました。

 

催眠療法については、レモンを甘い

と感じるような強烈な催眠下で、強迫

の条件付けを解き、新たに正常な条件

付けを刷り込む、といったことが実際

に可能かどうかもわからず、少なくと

催眠療法で強迫を直接的に改善させ

るということは困難であろう、という、

これもテンションが下がる結論でした。

 

基本的に作業所で1日過ごすのであれば、

できるだけ強迫的な不安対象を避けず、

不安に果敢に挑み、生じた不安をスルー

する、という意識で臨まないと改善は

期待できない、つまり作業に集中して

いるだけでは、改善は期待できないと

いうことです。

 

作業所で私が避けているポステイング

業務こそが比較的理想的な作業で、ま

ずは住宅街を歩くだけ、できそうなと

ころだけポスティングする、というよ

うに段階的に負荷をかけられるのであ

れば、チャレンジしたほうが良いでし

ょう、とのこと。

 

残念ながら、ポスティング業務は締め

切りがあるので、とにかく早く作業を

終えることが求められ、段階的な負荷

は現時点では難しいです。

 

やはり強迫の改善が期待できるのは行

動療法であり、曝露であり、我慢しか

ないというのは、なんだか逃げ道はな

い、と言われているようでテンション

が下がります。

 

作業に集中していると強迫的な不安に

襲われることも少ないので、なかなか

行動療法の導入は難しいですが、少な

くとも強迫的な動きではなく、常識的

な動きを心がけ、日々臨むしかありま

せん・・

強迫性障害。郵便局に行きたいくない件。

遠方の兄に簡易書留を送らねばならず、

郵便局に行かなければなりません。徒

歩15分の距離に土日も営業している郵

便局があるのですが、常々利用してい

ないので、できれば行きたくありませ

ん。

 

とはいえ、平日、いつも利用している

郵便局に行こうとすると、作業所を休

むか、郵便局に行った後、作業所にお

迎えに来てもらうか、という大がかり

なことになってしまいます。

 

ましてや、郵便局に行くからといって

看護師さんに付き添いをお願いしてい

たら、キリがありません。

 

というわけで、今日は郵便局に行くの

ですが、緊張で、昨夜からあまり眠れ

ません。ベストコンデイションで臨ん

でも尚症状でボロボロになる外出です

が、不眠が重なるとますますボロボロ

です。

 

そういえば、長らく散髪にも行けてい

ません。白髪交じりの長髪は清潔感に

欠けます。これも作業所との兼ね合い

もあり、なかなかタイミングが合いま

せん。

 

作業所からは夕方4時頃には帰宅して

いるので、その後の予約を取れば良い

のですが、夕方の外出は、これもまた

常々避けています。

 

夕方外出し、気付かないうちに誰かに

ぶつかり倒してしまったら、夜のうち

にその人が凍死して、私が殺人犯にな

ってしまう、といった強迫観念と闘う

ことになります。

 

我ながらキリがないのですが・・

ひとまずは、症状が出ても、動ける範

囲を拡大することに意義があるので、

やはり外出しなけばなりません。

 

頑張って、郵便局に行こう・・

局員の対応が怖かったら、もうどうし

ようもなく頭がオーバーヒートを起こ

しそうですが、行くしかありません・・

強迫性障害。意識のどこまで深く症状が刷り込まれているか?

先日、警察官になった夢を見たのですが、

眠りが浅かったようで、強迫症状が出て、

「拳銃などの装備品を落としたら大変だ」

と確認ばかりして現場に出られないとい

う内容でした。

 

浅い夢の中では強迫症状が出やすく、

深い夢の中では強迫症状が出にくい・・

ということは、意識の深いところまで強

迫がすり込まれているわけではない、と

も考えられます。

 

意識の浅いところであれば、

「あなたは充分確認した、もう安心」と

催眠術をかければ、ケロッとダマされ、

確認なしでやり過ごしそうです。

 

意識の深いところまで強迫に侵食されて

いない、というのは安心要素ですが、残

念ながら意識の浅いところでさえコント

ロールは困難です。

 

もし強迫に催眠療法が有効なら、そうい

った情報が多少出回っていても不思議で

はありません。しかし、そういった話は

聞かず、わずかな情報でも、強迫には有

効ではない(というより、催眠術の術者

がそう言ったというだけ)ということに

なっています。

 

そもそも催眠術者は、強迫の病態を理解

しておらず、どういった刷り込みをして

条件付けを解けば良いかわからないでし

ょう。

 

もしそれを専門に研究している催眠術者

がいれば、打開策もあると思いますが、

おそらく一人もいないでしょう。

 

加えて、催眠術にかかる人の割合は全体

の3%とも言われているので、強迫に罹

患している患者がその3%に含まれる可

能性は低いでしょう。強迫に罹患してい

る時点で、何かと疑り深い傾向があると

思うので、ますます可能性は低いでしょ

う。

 

浅い夢であればコントロールは可能です。

オーストラリアの大学で研究され成功例

を得ていると聞いています。ただ、夢の

コントロール睡眠障害紙一重なので、

そこにチャンレンジするのは賭けになる

と思います。

 

意識の浅い部分=浅い夢、であれば、浅

い夢をコントロールし、夢の中で行動療

法を積極的に行えば、改善の可能性はあ

ると思います。

 

とはいえ、その低い可能性にチャレンジ

するパワーのある強迫患者はまれだと思

います。

 

やはり結論的に、現時点では行動療法だ

けが有効です。

 

マインド・コントロールなどのお話では、

意識の浅い部分で条件を刷り込み、もう

少し深いところでさらにすり込み、何重

にも・・とシステマティックに意識をコ

トロールできるかのように言われてい

ますが、実際にそんなことはないと思い

ます。

 

巷の催眠療法を標榜しているところは、

ほぼペテンだと思いますし、実際にそ

ういった研究をしているところは聞い

たことがありません。

 

このところ行動療法はサボりがちで、

作業療法(作業所)ばかりしています。

作業療法で強迫が改善する、といった

話も聞きませんが、少なくとも改善の

遠因にはなるように思います。

 

いまできることをひとつひとつ、頑張

るしかありません・・