両親はガスコンロを使っておりますが、空焚き等、
危険なこともたまにあります。もっぱら安全装置が
頼りですが、今のところ、大きな事故には至って
いません。
先日、煙が出るレベルの空焚きがあり、安全装置が
機能しなかった可能性が伺えました。安全装置が機能
しているか否か確認する方法を、ネットで探しましたが、
見当たりませんでした。ガスコンロのメーカーさんに
電話で問い合わせたところ、
(以下、電話で聞いた内容なので、正確である保証は
ありませんが・・)
「2分程度空焚きし、火が弱火になれば、安全装置は機能
していると判断しても良い」とのこと。
原則、着火してから2時間で自動的に火は消えるとのこと。
それまでに鍋底等の温度が一定温度を越えれば、弱火になります。
強火→弱火を繰り返し、250度以上に至らなければ、2時間で火は
消え、それ以前に250度を越えれば、その時点で消えること
になります。
機能しない場合の多くの原因は、鍋底等に接する先端のセンサーの
汚れなので、テストしてみて機能しない場合は、まず先端の汚れを
取ってみて、再度テストしてみると良いとのこと。
先端の汚れを取っても尚、安全装置が機能しない場合は、部品等の
交換を検討したほうが良いとのこと。
実家は3つあるコンロのうち、ひとつ安全装置が機能しなかったので、
ひとまず使用しないことにしました。
ただ、今回の空焚きは、その機能していないコンロを使用したわけ
ではないと推測しています。どのコンロを使用したかは、現時点で
確認できておりませんが、安全装置以前に、”鍋が傾いて鍋底にセンサー
が当たっていなかった”といった原因によると思われます。コンロの
部品は簡単に動きますが、両親はそれが正常な位置にないということが
わからないので、戻すこともありません。部品が正常な位置にないと、
安全装置が働かないので、安全装置以前の問題になります。
ガス漏れ、煙の警報機はありますが、今回の空焚きでは反応
しませんでした。
高齢者はIHコンロ等、炎の出ない電気コンロが安全そうですが、
新しい物の受け入れが何かと難しい高齢者にとっては、IHコンロ
は使いこなせない場合が多く、交換はお勧めとは言えないようです。