認知症・父が「電話が壊れた」と言って、隣家へ訪問する問題とその対策。

先日、隣家の方から電話をもらいました。

父が「電話が壊れて使えない」と言って、隣家に

行き、電話を使わせてくれるよう頼んだようです。

 

問題は、

①電話は壊れていないこと。

②子機の使い方がわからなくなっていること。

の2つかと思います。

父が子機を使用し、切るボタンを押すことなく放置、

そのまま本機を使おうとして、使えなかったもの

と思われます。隣の方に確認してもらったところ、

本機には外線使用中という表示が出ていたそうです。

 

子機の機能から、一定時間経てば切れるようになって

いるのか、もしくは子機の充電が切れるかして、本機は

使えるようになります。結果的に、先日もそれで本機が

使えるようになっています。

 

対策としては、子機を使わないようにすることですが、

一日中でも子機を手離さない父だったので、それは難しい

と判断していました。しかし、先日は、その後、子機が

見つかっていないにもかかわらず、父は気にしている様子

がありませんでした。よって、ひとまず、子機を棚にしまい、

使えないようにしました。これで、今後、同じ原因で父が騒ぐ

ことはなくなります。ただ、あるとき突然思い出し、子機が

無いと騒ぐ可能性はあります。現時点で、特に動きはありま

せん。

 

自転車の場合もそうでしたが、”鍵をしまってしまう”といった

ように、問題を生じさせているものを、そもそも使えなくする、

しまってしまう、といったことが、対策としてしばしば有効

になりがちです・・