認知症父、腰痛で起き上がれず入院、私は認知症母に付きっ切り・・となるか?

昨日はそんな懸念もありましたが、運よく、そうは

なりませんでした。

 

昨日の朝、実家に行くと、父は布団で寝ておりました。

これはめずらしいことではないので、常々、起きるまで

そのままにしておきます。たまたま介護スタッフが父に

声をかけたところ、ズボンもパンツもはいていないこと

がわかり、はかすことになりました。そこで、足を動かす

と、腰が痛いから動かさないでほしい旨、訴えあり、腰痛

が原因で寝ているのでは?と、ひとまず状況が少しわかり

ました。

 

周囲の状況から、どうもトイレに行けていないこともわかり、

トイレ不可、座位にて食事不可ということで、さっそく入院

が想定されました。父も問題なのですが、こういう場合、問題

なのは母のほうで、母は状況を理解できず、家で一人で過ごす

こともできず、さっそく対策を考えなければなりません。

 

ひとまず私が実家で寝泊まりすることにはなるのですが、

とにかく、母を長時間ひとりにするわけにいかないので

”私が着替えを取りに帰る”というだけでも、施設と連絡を

取り、その間、母がどう過ごすかを考えなければなりません。

 

また、長期的にその生活を続けることは困難で、母を施設に

預けるといった選択肢も浮かびますが、母は、以前、ショート

ステイの施設から抜け出したため、ショートステイは利用不可に

なっているなど、その選択肢は最終手段となっています。

 

こういった懸念を、昨日午前中は、さんざん頭の中でシュミレー

ションしていたところ、昼頃には父が自分で起きてきて、座って

昼食を取ることができました。問えば自覚はないものの、負荷を

かければ腰痛があるということは思い出すようです。布団からの

起き上がりは困難ですが、歩行については、いつもと大きく変わ

らず、ひとまず様子観察ということで、昨日は終えました。

 

父はこのところ、膝が腫れること多く、歩行は不安定になりがち

です。原因が膝から腰に変わっただけで、総じて歩行の安定性は

いつも通りだと思われました。おそらく膝をかばうことで、腰に

負担がかかったのでしょう・・