高齢両親の動画を撮っています。カメラ内蔵メガネの副産物。

自分の行動療法のために買ったカメラ内蔵メガネでしたが、

このところ両親も撮っています。

 

私がメガネをかけるだけなので、両親がカメラを意識する

ことなく撮れています。特に母はカメラを嫌うので、

通常のビデオカメラをあれば、毎回、何らかの言い訳が

必要であったと思います。

 

両親を撮ることについては、随分前から迷いがあり、

2015年にデジタルカメラを買い、動画を撮る等、試して

いました。記録に残すには、パソコンにダウンロード

し云々と、仕事の合間に、また父の癇癪の合間にするには

ハードル高く、結局、続きませんでした。

 

いつもの両親を撮っているので、静止画像を遺影として

使うといったことはできません。父は無精ヒゲに寝癖、

母は歯が無く・・といった具合です。

 

撮った映像をどうするか?明確な目的はありません。

このまま一生見返さないかもしれません。両親他界後、

懐かしんで見るかもしれません。ただ、今しかできない

ことだけに、撮る機会に恵まれてよかったと思います。

 

実家に行った際は毎回5分程度撮ります。5分と短いのは、

もっぱらカメラの機能的事情によりますが、父は寝て

しまったり、母は話が続かなかったりで、実のある映像も

なかなか撮れません。

 

改まって両親を撮ることに抵抗がある際は、カメラ内蔵メガネ

も、一つの選択肢になるのでは・・と思います。