強迫性障害、映画「悠優の君へ」に至る長い道のり。

映画「悠優の君へ」ではクラウドファンディング

支援を募っています。私は知りませんでしたが、映画

のことを強迫性障害の友人にお知らせしたところ、友

人が見つけてくれました。

 

私は支援ボタンをポチッとするまでに随分時間がかかり

ました。クラウドファンディングへの参加も初めてです

が、CAMPFIREという初めて聞く名前の会社のページです。

この会社は大丈夫なのか・・

ネット上のトラブルは対応の自信がない・・

など、様々は不安要素が浮かびます。

 

ひとまず、連絡できる知り合いにはCAMPFIREを利用した

経験がないか聞いてみました。ネットでも、悪質な業者

といった情報はないか等調べましたが、不安が拭えず、最

終的に障害者支援センターにも聞いてみましたが、特に情

報はありませんでした。この時点で、すでに支援を思いつ

いてから数日経っています。

 

少なくとも、ネットで得た情報から問題なしと判断し、ひと

まずチャレンジすることにしました。

 

いざページを開いて支援の手続きを開始しましたが、今度は

手続きの途中で内容の確認を繰り返し過ぎて”タイムオーバー

もう一度最初からやり直してください”を繰り返しました。そ

うこうするうち手続きには慣れ、最終的にはできましたが、

これも結局、半日かかりました。

 

途中、カード決済にすれば、それで終わることはわかりました

が、よくわからないところにカード情報を入力するのが怖く、

コンビニ決済にしました。コンビニも、いつも行っているセブン

イレブンでは決済ができないらしく遠方のローソンまで行かなけ

ればなりません。

 

慣れないコンビニ、慣れないLoppiという機械と対峙し、保険と

してあとで確認できるようカメラメガネを使用しました。店に

入ってからウロウロ、キョロキョロ、ヘンテコメガネをかけて

作業する私は、我ながら挙動不審だったと思います。機械の操

作が終わり、支払いが終わると、あまりの解放感にしばらく虚無

状態。そこで許してくれないのが強迫性障害、一連の作業で頭の

持久力を使い切ってしまっているので、帰り道はさんざんな確認

を繰り返し、部屋に戻った頃には完全に疲弊しておりました。

 

何をするにも強迫的な心配と確認をしてしまい、ものごとが前に

進みません。頑張っているのか、症状に翻弄されているだけなの

かもわかりません。どちらしろ、普通の人であれば、思いついた

らその場で30分くらいであろう作業に、随分な時間をかけてし

まいました。